株式会社アントレ、中小企業・小規模事業者向け資金調達・DX・集客支援を ワンストップ展開するFORCE株式会社を完全子会社化 〜独立開業後の支援領域を強化。独立開業者や成長企業の幅広いニーズに応える体制に〜
独立開業支援サービスを展開する株式会社アントレ(本社:東京都港区、代表取締役:上田 隆志、以下「当社」)は、この度、中小企業・小規模事業者向けに資金調達・DX・集客支援をワンストップで提供するFORCE株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:岡本 哲仁、以下「FORCE」)の全株式を取得し、完全子会社化しました。
■株式取得および完全子会社化の背景
独立のために必要な情報を集約した日本最大級の独立開業専門サイト『アントレ (https://entrenet.jp/) 』を運営する当社は、1997年から26年間、個人の独立開業を支援するため、フランチャイズ・代理店・業務委託募集等のインターネット広告事業とイベント運営の実績を積み上げ、アントレ会員数は35万人を超えており(2023年5月時点)、これまで多くの独立開業者を輩出してきました。
一方、FORCEは、2018年に創業し、中小企業・小規模事業者向けに、補助金コンサルティングを中心とした資金調達支援、WEB・ECサイト構築等のDX支援、集客支援をワンストップで提供している会社です。中小企業・小規模事業者に対して、各種補助金・助成金の活用による資金調達の支援をはじめとして、WEBサイトの制作やGoogle Mapの最適化等のDX化、また、各種集客施策等の立案・実行までを一つの窓口でワンストップ提供可能な体制を構築しており、直近、前年比で250%超の売上高成長率を記録する等、業績も堅調に推移しております。
日本政策金融公庫総合研究所の調査(注1)によると、独立開業後における新規開業者の課題として、「顧客・販路開拓」と「資金調達」が毎年上位を構成しており、より安心して独立開業に挑戦していただくためにも、当社はこれら課題の解決に向けたサービス提供が重要であると考え、独立開業後の事業展開の可能性を模索してきました。
こうした背景のもと、当社グループとして、FORCEのノウハウを活用することで、上述した「顧客・販路開拓」や「資金調達」をはじめとした、独立開業者が開業後に直面する課題に対してもサービス提供が可能となり、独立開業者のニーズにより深く応えることが出来るようになるとの判断から、今回FORCEを完全子会社化する運びとなりました。
■今後の取り組み
当社は、2021年に起業スクールを運営する株式会社ウィルフ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:黒石健太郎、以下「ウィルフ」)の完全子会社化を実施しましたが、今回のFORCEの完全子会社化により、独立開業メディアや起業・独立関連の学びや実践型支援といった開業前を中心とした事業領域に加えて、開業後支援領域が大きく強化されることとなり、当社グループは、日本でも珍しい、起業・独立開業領域の総合サービス提供会社として大きく進化することとなります。
今後、当社が有する35万人超のアントレ会員、ウィルフの受講生ネットワーク、当社子会社である株式会社アントレプラス(本社:東京都港区、代表取締役:田中 翔)が展開する事業承継実践プログラムの受講生ネットワークといった新規に起業や独立開業を考える層、また、フランチャイズ本部をはじめとする当社法人顧客群に対して、FORCEのノウハウを紹介していくことにより、新規開業者や中小企業・小規模事業者の事業拡大ニーズにより応えていける伴走パートナーとなっていくことを目指します。
さらに、将来的には、当社が長年培ってきた独立開業者マーケットに対する知見と、FORCEの有するノウハウを活用することで、新たに起業や独立を考える方や、開業後数年が経過した成長フェーズにある事業者・企業が直面する課題やニーズに対して広く応えていけるサービスを開発し、展開していくことを見込んでおります。
これらの取り組みによって、独立開業前から開業後に至るまで、新規の独立開業者や事業拡大を考える中小企業・小規模事業者がより長く、かつ、継続的に当社グループのサービスを利用して頂ける状態を構築することを目指すとともに、管理部門のサポートや外部パートナーの効率的な活用を推進していくことで、当社グループの収益性を高め、企業価値を向上させていきます。
詳細は添付ファイルをご確認ください。
株式会社アントレのプレスリリース
- 株式会社アントレ
- 新商品・サービス提供開始
- 12ヶ月前