看護学校 1 年生が演習からメンタルケアを学ぶ新設授業 新しい生活様式で変化する様々な世代の心を 捉えるインタビュー 実施 〜アフターコロナの看護にも不可欠な「対象の心を把握し支える」力を養う〜

ハートランドしぎさん看護専門学校(所在地:奈良県生駒郡三郷町、学校長:竹林由浩、以下、「本校」)が、「人々の心に寄り添い、心を支える看護力」を習得するカリキュラムを2022年度に新設し、その一環となる「看護の対象を生活者として視る力を養う」ことや「コミュニケーション能力を高める」ことを目的とした演習授業を2022年6月30日(木)13時から行いました。

<基礎看護学 演習概要>
1. 日時:2022年6月30日(木) 13:00~16:10
2. 場所:ハートランドしぎさん看護専門学校(教室)
3. 内容:「看護学生1年生が新しい生活様式で変化する人々の心をインタビューから学ぶ」
4. 参加者:30代~90代の近隣住民(8名)、本校教員、本校学生

■本演習を行う背景
昨今はコロナ禍での外出自粛の影響により、社会的に孤立する人々が増加しています※1。社会的に孤立状態にある人は健康にも悪影響を及ぼすことが明らかになっていますが※2、生活者の実態やメンタルヘルスの状態を正確に把握することは困難です。

文部科学省は、正確に看護の対象者の日常生活や現状把握を行い、適切な対応・処置を施していくためには、看護基礎教育の過程においても、文章作成能力や読解力の向上とともに、コミュニケーション能力の育成が必要だと指摘しています※3。特に、アフターコロナで確立された新しい生活様式で変化する対象者の心を捉え、支える力を身につけることは、看護師にとって必要不可欠だと言えます。

以上を踏まえ、本校は、「人々の心に寄り添い、心を支える看護力」を習得するカリキュラムを2022年度に新設し、その一環となる演習授業を2022年6月30日(木)13時から行いました。

■本演習の詳細
「看護の対象を生活者として視る力を養う」ことや「コミュニケーション能力を高める」ことを目的に、本校の1年生が5〜6名のグループを作り、本演習に参加する30代〜90代の近隣住民を対象としたインタビューを行いながら、対象者の日常生活や健康自主管理のあり方を知り、それらが健康状態に与える影響について考察する演習授業を実施しました。今回の取り組みは、2022年度から実施している新カリキュラムの一環として行い、本校としては初の試みとなります。

■演習授業の参加者の声
<近隣住民のコメント>
・若い学生さんと楽しく会話ができ、皆様から元気をいただきました。
・これから看護師を目指す学生と話せて良かったです。同じ目標に向かって頑張ってください。
・傾聴しながらしっかり話を聞いてくださり、逆にこちらが学ばせていただきました。
・コロナ禍が収まったら、一緒にボランティア活動をしていきたいです。
・勉強も大事ですが、コミュニケーション能力は働くうえでとても大事になってくるので、素晴らしい環境で学んで、多くの人と接しながら成長していってください。

<看護学生のコメント>
・どのような質問をすれば失礼なく、自然に情報を聞き取れるか考えていましたが、思った通りにはいかず、ぎこちない質問をしてしまいました。ですが、途中で先生やグループメンバーからの助言などで、後半では深く会話ができました。今回、私は何を意識しながら会話を行うのか、初めての方との接し方を学びました。この学びを今後の勉強に生かしていきたいです。(1年生 川瀬 あめり) 

・充実した時間を過ごせました。学ばせてもらうことが多く、情報収集の方法が未熟で、これから自分も成長していかなければいけないと感じました。とても元気がでました。(1年生 髙久 裕太)

・私たちは普段から友人と何気ない会話をしていますが、本日の実習を通して、意図や目的をもって会話をすることの難しさを改めて感じました。本日の実習を糧に、人に寄り添い人を支えられる看護師になれるように頑張っていきます。(1年生 杉本 翔)
                 

<教員のコメント>
・看護は人相手の職業なので、本来であれば人と人との関わりの中で学びを深める学問ですが、コロナ禍においては、看護の実習であるにもかかわらず患者様と触れ合うことができない状況があります。そのような中、地域の皆さまにご協力いただきまして基礎看護学(コミュニケーションや情報収集)の演習を実施できましたことに感謝しております。1年生の皆さんには今日の貴重な経験を忘れることなく勉学に励み、3年後には社会・地域に必要とされる心のあるナースになれるよう期待しています。(副学校長 高塚 由香里)

・わが国では、諸外国に例を見ない速さで高齢化が進む背景があり、高齢者のみならず、障がい児・者を含む全ての人々が、疾病や障がいがあっても、生活の質を維持し可能な限り住み慣れた地域で暮らし続けられるように、地域包括ケアシステムの構築が推進されています。このような中、2022年度の基礎看護教育カリキュラム改正では、「地域・在宅看護論」において、療養者を含めた地域で暮らす人々を対象ととらえ、その人々の理解が必要となりました。今回の演習では、地域で生活をする対象の生活の場を知り、日常生活の実際を知ると共に、健康自主管理について知ることもできました。生活や暮らしを知ることがなぜ必要なのか考える機会になり、今後の学びに繋がっていくと感じました。(地域・在宅看護論担当 大谷 未来)

■本校の教育方針について
本校では“心”を大切にしたカリキュラムを実践しています。
人を知り、患者さまの心を知るために欠かせない一般教養を養う「基礎分野」、看護する喜びや心の豊かさの学びを重視した「専門分野」、また認識論の導入など、常に相手と自分の心に目を向けられる看護師の育成に力を注いでいます。
URL:https://www.shigisan.ac.jp/education/

■ハートランドしぎさん看護専門学校 概要
 ハートランドしぎさん看護専門学校は、創立50年を越える伝統のある看護専門学校です。
近年、保健・医療・福祉に対する社会的ニーズは増大の一途をたどっており、その中核である看護活動は殊に社会や人々からの期待を集めております。この社会における本校の役割は人間としてまた専門職として優秀な看護師を育てあげることです。

本校は、学生の負担となる学費を、奨学金制度を取り入れることにより最小限度におさえていること、次に、母体病院が精神科、認知症専門病院ということもあり、知識・技術に加え、患者さまの心に寄り添い、心を支える看護のできる看護師を育てるためのカリキュラム、環境があること、最後に、本校に入学する学生に対し責任を持って教員が個人指導を取り入れ国家試験の合格へと導くという特色があります。

学校名:ハートランドしぎさん看護専門学校
代表者:学校長 竹林由浩
所在地:〒636-0815 奈良県生駒郡三郷町勢野北4丁目13番1号
看護師国家試験 合格率:100%(2011年~2019年)、97%(2020年)、100%(2021年、2022年)
卒業生:1938名(2022年3月現在)
URL:https://www.shigisan.ac.jp/

※1 : 2021年8月 東京都健康長寿医療センター研究所
https://www.tmghig.jp/research/release/2021/0819.html

※2 : 2022年3月 東京都健康長寿医療センター研究所
https://www.tmghig.jp/research/release/cms_upload/20220318.pdf

※3 : 2021年11月 新たな看護師等養成カリキュラムに対応した指導の手引き
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shinkou/kango/20211111-mxt_koukou01-1.pdf

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