【情報労連】「第22回ICTSフォーラム2025」に関するご案内
【イベント取材のご案内】
慶應・山本龍彦教授×リスキリング第一人者が語る「AI時代の社会と労働」
情報労連「第22回 ICTSフォーラム2025」11/11開催
― ITエンジニア実態調査の速報も公表 ―
情報通信・情報サービス産業で働く約19万人が加盟する情報産業労働組合連合会(中央本部:東京都千代田区、中央執行委員長:北野眞一、以下「情報労連」)は、11月11日(月)、オンラインにて「第22回 ICTSフォーラム2025」を開催します。
本年のテーマは、急速に進展するAI技術がもたらす社会構造と労働環境の変化です。デジタル空間における「人権」「民主主義」「信頼の再構築」という課題を、憲法学者・山本龍彦氏(慶應義塾大学院教授)による基調講演で掘り下げます。
また、「生成AI時代のリスキリング」をテーマに、ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表の後藤宗明氏が、企業・個人が直面する“学び直しの必然性”を語ります。
さらに、フォーラムの最後では、情報労連が毎年実施する「ITエンジニアの労働実態調査(第32回)」の速報結果を報告するため、AI・DX時代における労働環境や人材育成の実態についても収集できる場となっています。
社会・経済・労働の交差点で議論される本フォーラムは、AI時代における“人間らしい働き方”を多面的に考える貴重な機会です。ぜひ取材・ご参加をお待ちしています。
■イベント概要
日 時 : 2025年11月11日(月) 14:00~16:30
開催形式:Zoom オンラインでの配信
プログラム
14:00 主催者代表あいさつ
14:10〜 ◆講演Ⅰ「AIと人権・民主主義――憲法学の視点から」
講師:慶應義塾大学大学院法務研究科 教授 山本 龍彦 氏
15:25〜◆講演Ⅱ「生成AI時代のリスキリング(仮題)」
講師:一般社団法人 ジャパン・リスキリング・イニシアチブ
代表理事 後藤 宗明 氏
16:30〜◆報告
情報労連「2025ITエンジニアの労働実態調査結果」速報報告
■参加のお申し込みについて
参加のお申し込みは、広報メール( ictjpr@joho.or.jp )までご連絡ください。視聴URLについてご返信いたします。【2025年11月10日(月)17:00〆切】
■フォーラムの開催経緯や詳細について
本フォーラムは、急速に進展するAI技術がもたらす情報環境の変化と、それに伴う社会・労働への影響に着目し、多角的な視点から今後のあるべき社会の姿と、労使の果たすべき役割について考察する機会と位置づけています。
生成AIをはじめとする最新技術は、私たちの生活や働き方に大きな可能性を広げる一方で、デジタル空間における情報過多やアテンション・エコノミーの進行、さらには偽情報・誤情報の拡散など、社会的信頼や民主主義に深刻な影響を及ぼす問題も顕在化しています。現代のデジタル社会が直面するこれらの課題に対し、健全な情報空間をいかに実現していくか、考えを深める場となります。
また、企業におけるAI・DX人材の育成がますます重要となる中、企業の事業戦略や人材戦略を労使で共有し合いながら、事業変革と新たなスキルの習得を進めることが求められています。「リスキリング」に取り組む意義や、企業労使が果たすべき役割を確認し、全体で考える契機とします。
さらに、情報労連は、情報サービス産業の労働実態を把握する観点から、1993年より「ITエンジニアの労働実態調査」として賃金や労働条件などについて毎年調査を実施しており、フォーラムの最後には、2025年調査結果の速報を解説します。正式には来年1月以降で別途、記者向け説明会を開催する予定ではありますが、ぜひいち早く最新情報に触れていただき、企画の参考にしていただければ幸いです。
※2024年調査結果のダイジェスト資料:
https://www.joho.or.jp/cmswp/wp-content/uploads/2025/05/2024_digest.pdf
■本件についての報道関係のお問い合わせ先
情報労連 政策局 : 斎藤・倉田
TEL:03-3219-2231 E-mail:ictjpr@joho.or.jp















