Newsletter【イベントレポート】GWESユーザー懇親会を開催 - 導入企業が物流施設の課題やDX推進をテーマに協議 –
日本のLogiTechをリードするGROUND株式会社(読み:グラウンド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮田 啓友、以下GROUND)は、この度、自社開発・提供する「GWES(読み:ジーダブリューイーエス)」のユーザー企業を対象とした「ユーザー懇親会」を開催しました。「GWES」を導入いただいているユーザー様およびパートナー様同士の交流を通じて新たな気づきを得ていただくことを目指しています。2023年に初めて開催し、今回は2回目で、約40名にご参加いただきました。
■ GWESユーザー懇親会開催概要
プログラムは講演と懇親会の2部構成で、物流における課題やDX推進に関しての情報交換を行ったほか、「GWES」の活用事例を通して自社の課題解決のヒントにつながる有意義な会となりました。講演内容の一部をご紹介します。
1. GROUNDより要員配置最適化モジュール「Resource Allocator(RA)」紹介
当社社員より、現在開発中のモジュール「RA」についてご説明しました。一社にて先行導入いただいており、運用状況と見えてきた課題、そして今後の予定についてお話しました。
2. GWES分析プラットフォーム導入事例のご講演
ユーザーA社様より、GWES導入前の課題と、導入後の改善効果について発表いただきました。
リアルタイムに作業進捗状況を確認し、配置換えに適時対応できるようになったことや、各現場の連携が可能になったことなど、多くの成果があったことを紹介いただきました。現場の意見を聞きながら、システムを活用しつつオペレーションを改善していくA社様の取り組み姿勢に、多くの参加者から共感の声が寄せられました。
3. GWES最適化エンジン活用事例のご講演
B社様より、GWES最適化エンジンを活用し、パートナー企業様と共同開発したシステムについて発表いただきました。物流2024年問題に対応するため、輸配送業務全体のDXに向け取り組み、属人化解消やコスト削減につなげた成果を紹介いただきました。
■参加者コメント
参加いただいた方からは、次のような声が寄せられました。
・ユーザー限定のコミュニティ内ならではの建設的な意見交換が、大変有効であった。
・作業量の予測・進捗・優先順位、作業者の勤務予定・スキル・作業スピードのすべてを人が把握・管理することは非常に難しい。要員配置最適化モジュール「RA」の機能に大きな期待を持っている。
・自社での導入時よりGWESが大幅に進化していることを、改めて認識した。
・各社の導入事例が参考になったので、今後の検討に活かしたい。
・参加者同士の交流を通して、心理的距離感が近くなり、非常に良い企画だった。
■GWES開発責任者コメント
取締役 中島 大造
ユーザー会にご参加いただいた皆様のご支援を受け、2021年の上市以来、私たちの製品は着実に成長を続けています。現場から寄せられる貴重なフィードバックを成長の原動力とし、「使いやすさ」「性能」「デザイン」のすべてにおいて期待を超える製品づくりに全力で取り組んでおります。
私たちが目指すゴールは、単なる製品開発に留まらず、物流業界に新たな価値を提供することです。GWESを通じて、物流業界をより良い方向へ変革していけるよう、これからも挑戦を続けてまいります。
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■ 物流施設統合管理・最適化システム「GWES」について
「GWES」は、GROUND Warehouse Execution Systemの略で、GROUNDが自社開発したWES(Warehouse Execution System: 物流施設運用管理システム)です。物流施設の作業進捗・作業量・要員・在庫・動線に関わる可視化・最適化を行う機能を提供しています。
ミドルウェアとなる共通データ基盤と、AIを適用した各種機能モジュール群で構成されている汎用性・拡張性の高いパッケージシステムである点が特徴です。三菱倉庫、日本通運をはじめ物流事業者、機械工具卸売商社のトラスコ中山、製造業の企業を中心に採用され、全国で稼働が開始されています。
「GWES」詳細:https://www.groundinc.co.jp/services/gwes/
■ GROUND株式会社について
GROUNDは、AIやロボットなどの先端技術を活用した物流ソリューションの開発・提供を行うことにより、柔軟で革新的な物流の実現と、物流現場で働く人々がさらに付加価値の高い役割を担える新しい環境の構築に向けて取り組んでいます。
代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェアおよびソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。
社名 :GROUND株式会社
事業概要 :テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設立 :2015年4月
所在地 :東京都千代田区神田須田町1-3-33 Bizflex神田10F
代表者 :代表取締役社長 CEO 宮田 啓友
資本金 :1億円(2024年6月末)
URL :https://www.groundinc.co.jp
GROUND代表 宮田 啓友プロフィール
上智大学法学部法律学科卒。1996年三和銀行(現:三菱UFJ銀行)入行。2000年デロイトトーマツコンサルティング入社。大手流通業を中心にロジスティクス・サプライチェーン改革プロジェクトに従事。2004年アスクル株式会社入社。ロジスティクス部門長として日本国内の物流センター運営を行う。2007年楽天グループ株式会社入社。物流準備室長、物流事業長を歴任した後、2010年楽天物流を設立し、代表取締役社長に就任。2012年楽天執行役員物流事業長、Alpha Direct Service SAS(仏)マネージングディレクターなどを歴任。2015年4月GROUND設立。共同創業者・代表取締役社長に就任。現在に至る。