<インドの子会社がドバイに支店を開設>当社グループ初の中東拠点で海外事業のさらなる飛躍を目指す
アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:海老原健治 本社:愛知県名古屋市中村区)の海外グループ会社であるアイカ・ラミネーツ・インディア社(取締役社長:天田匠洋 本社:インド ニューデリー)が、アラブ首長国連邦(以下、「UAE」)にドバイ支店を開設し、開所式を執り行いました。当社グループが中東に拠点を構えるのは初となります。
【支店開設の背景と目的】
当社グループは、国内建設市場の動向に左右されにくい骨太な経営体質への変革を目指して海外での事業展開を推進しています。建装建材事業においては、日本国内でシェア No.1 を誇るメラミン化粧板(以下、「HPL」)を海外でも拡販すべく、生産拠点の整備や技術移転、販売網の構築に注力しています。
アイカ・ラミネーツ・インディア社は、インドでHPLの製造・販売を行っているグループ会社です。インド国内の旺盛な需要を獲得し、販売量は過去6年間で1.5倍以上に伸びています。総額約4億円(226,500,000インドルピー、INR=1.77円)をかけて新規設備の導入と既存設備の改良を行いながら生産能力の増強を進めており、2027年度には販売量を現状からさらに1.5倍に伸ばす計画です。
同社は、インド国内での販売に加え、ドバイを中心とするUAEやサウジアラビアなどの中東地域にも輸出販売しています。若年層人口が多くインフラの整備が進んでいることからHPL市場の伸長が期待できる中東地域でのビジネス拡大を図り、このたびUAEにドバイ支店を開設しました。GCC※地域の玄関口であるドバイでの支店開設に伴い現地に在庫を完備しており、域内においてスピーディーかつきめ細かなデリバリーが可能となります。設計段階での提案活動など、中東エリアでの営業活動を進めながら、域内での売上を2025年度に5.5億円とする計画です。
ドバイ支店開設を機に中東エリアでのビジネスを拡大させ、建装建材海外事業のさらなる飛躍を目指します。
※GCC:湾岸協力会議(Gulf Cooperation Council)の略称。加盟国はUAE、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、オマーンの6か国。
詳しくは添付ファイルにてご確認ください。