【お別れ会・偲ぶ会に関する調査(2020年)】亡くなった方との「お別れ会」100組を分析! 小規模葬儀が増加の影響で、一般家庭や友人開催が約5割。今後も広がりを見せると予測
終活関連サービスを提供する株式会社 鎌倉新書(東京都中央区、代表取締役社長COO 小林 史生、証券コード:6184、以下 当社)は、お別れ会・偲ぶ会に関する調査(2020年)をまとめました。全文はWEBにてご覧いただけます。https://www.kamakura-net.co.jp/newstopics/8513/
※お別れ会・偲ぶ会(以下 お別れ会):どなたかがお亡くなりになった際、故人に縁のある方が集まって故人とお別れをする会のことです。葬儀とは別日に行うため、開催時期や場所にとらわれず故人を偲ぶことができます。近年、家族のみの小規模な葬儀が増加したことで、葬儀に参列できなかった方が集うなど、個人でもお別れ会・偲ぶ会を開催するケースが増えています。既定のプログラムはありませんが、一般的には黙とう、献花、歓談、主催者挨拶、参加者スピーチ、メモリアル動画放映など、パーティースタイルでの開催が好まれます。
■実施の背景
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大勢の方が「三密」を避ける生活を心がけることになりました。お別れ会プロデュース「Story」(https://e-stories.jp/)には、三密を避け、最少人数で葬儀を行ったことで、「新型コロナウイルスにより呼べなかった友人や知人を招いて、後日改めてお別れ会をしたい」という問い合わせが増加しています。「死」を受け入れ、感嘆することは、グリーフケアの観点で重要なプロセスとなり、お別れ会でその役目を担うことができます。2014年より通算100組以上のお別れ会をプロデュースしてきた実績から、実際にお別れ会を開催したお客さまの情報を分析し、結果の発表に至りました。
■調査概要
調査名 :お別れ会・偲ぶ会に関する調査(2020年)
調査対象 :お別れ会プロデュース「Story」にてお別れ会を開催したお客さま直近100組
調査期間 :2020年12月4日(金)~12月11日(金)
調査方法 :ヒアリング
有効回答数:100件
調査結果全文:https://www.kamakura-net.co.jp/newstopics/8513/
※回答結果(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値が100%にならない場合があります。
■調査トピック
1.お別れ会の主催者:一般家庭や友人開催が約5割で、今後も広がりを見せると予測
2.故人の年齢:60代が最多も、20代から90代まで幅広い結果に
3.ご逝去から開催日までの日数:四十九日~3カ月の間での開催が最多
4.開催場所:ホテルのほかにも、フリースペース、レストラン、カフェなどカジュアルで自由な形式に
5.参加人数:個人(家族・友人)は小中規模に、団体(会社・学校など)は大規模になる傾向
6.食事スタイル:立食ブッフェが最多で、明るい雰囲気のパーティースタイルが人気
7.開催にかかった費用: 150万円未満が62%で、個人(家族・友人)と団体(会社・学校など)で開きあり
8.会費制:費用負担を軽減する手段として、58%が導入
■新型コロナウイルス感染拡大による影響
お別れ会は大勢が一堂に会する機会で三密になりやすいため、開催を延期する方が多く、大切な方を偲ぶことが叶わない状況です。そこで、集わずに遠隔でメッセージを募ったり、メモリアル動画を介して偲ぶなど創意工夫をしています。今後は、VR(仮想現実)やリモート開催も増加すると予測しています。
■広報担当より
2020年は、旅行や会食などを自粛した1年間でした。葬儀においても、最後のお別れの場であるはずが、いわゆる「三密」を避けるため、規模を縮小し、家族数人だけで見送ることを余儀なくされました。結果的に「せめて親しい友人を呼びたかった」「納得の葬儀ができなかった」などの後悔の念が寄せられました。Storyでは、「家族や参加者が憂いや悲しみを受け止め、よりよい未来に向かって踏み出すきっかけを創出したい」という想いを胸に、約6年間にわたりお別れ会をプロデュースしてきました。開催までのプロセスには、思い出の写真を見返したり、家族や自らの人生を深く考える機会があります。それらを通じて、お客さまが次第に笑顔になっていく姿を目にしてきました。本調査が、納得のお別れが叶わなかった方の希望となることを願っています。
■取材・プレリリース・掲載に関するお問い合わせ
株式会社 鎌倉新書 広報担当
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E-Mail:pr@kamakura-net.co.jp
問合せフォーム:https://forms.gle/NQw6v9KEWr5HJS677
■Storyについて
納得の葬儀が叶わなかった方や、葬儀に参列できなかった方にお別れの場を提供する「お別れ会・偲ぶ会」のプロデュースを行っています。専任のプロデューサーが企画段階から当日を迎えるまでよりそい、大切な方への想いや感謝をオーダーメイドで形にしていきます。サービス名称の「Story」には、故人と、故人を想う人の絆をかたちにし、その後の関係が途切れることなく物語のように続いてほしいという想いを込めています。https://e-stories.jp/
■鎌倉新書について
私たちは、高齢社会の進展に伴いニーズが拡大する高齢者やそのご家族に向けて、終活にまつわる課題解決のための情報提供や、プラットフォームサービスの運営をすることで社会に貢献します。遺言や相続、不動産などの「お金」のことや、介護・終末期医療などの「からだ」のこと、葬儀やお墓など、「家族のつながり」のことなど、人生をより良く生きるために大切なことはすべてお手伝いします。https://www.kamakura-net.co.jp/