コロナ禍の喪主経験者への実態調査(2021年)「コロナ対策は葬儀社への信頼度向上に重要だと思った」96.0% 葬儀のかたちは変わっても、故人を想い、見送りたい気持ちは変わらない

終活関連サービスを提供する株式会社 鎌倉新書(東京都中央区、代表取締役社長COO 小林 史生、証券コード:6184、以下 当社)が運営する日本最大級の葬儀相談サイト「いい葬儀」は、2021年7月に「コロナ禍の喪主経験者に関する実態調査(2021年)」(以下 本調査)を実施し、調査結果をまとめました。 Webページにて全文公開中です。https://www.e-sogi.com/guide/45068/
■調査トピックス
1.【コロナ対策/全体】「コロナ対策は葬儀社への信頼度向上に重要だと思った」96.0%
変化する情勢に柔軟に対応できる葬儀社が信頼を獲得し、選ばれる傾向
2.【コロナ対策/全体】安心して葬儀を実施するために必要だと思う対策
1位:マスク着用、2位:手指の消毒、3位:館内の換気、4位:喪主への対策説明、5位:館内の消毒
一般的な対策に加え、葬儀社独自の対策により安心感が向上
3. 【コロナ対策/飲食】家族・親族の食事ともに「コロナ対策をした上で飲食をした」が3割程度で最多
友人・知人の食事は「参列自体がなかった」が42.0%で、コロナ禍では4割の葬儀に友人・知人が参列していないことが判明
4.【コロナ対策/返礼品】「参列者の自宅に郵送し、接触を避けた」が20.0%で最多
中止が目立った飲食に対して、返礼品は渡し方を工夫して提供する傾向
5.【コロナ対策/オンラインツール】実施率は「オンライン相談・打合せ」5.0%、「オンライン葬儀中継」1.0%と低く、「検討しなかった」が9割程度
6.【ご遺族の声】~コロナ禍の葬儀を経験して~
■実施の背景
当社が運営する日本最大級の葬儀相談・依頼サイト「いい葬儀」は、2000年のサービス開始以来、約20年間にわたりお客さまの葬儀相談・葬儀社探しをサポートしてきました。その中で、コロナ禍では三密回避のため当初の理想通りの葬儀ができずに、止むを得ない小規模化や、移動制限により大切な方との最後のお別れに立ち会えないという声が相次いでいます。一方で、葬儀社はお客さまの声を受けて、最大限家族に寄り添い、後悔のないお別れの場を提供したいと考えています。
終活・供養の専門家である当社ができることは、お客さまセンターやインターネットを介した質の高い情報の提供と、お客さまひとりひとりの状況に合わせた提案です。これらを追求することで、コロナ禍の葬儀においても「家族のつながり」の再確認や、今を生きる人々が「後悔ない人生を送る」お手伝いをしたいと考えています。コロナ禍*で「いい葬儀」を利用し、葬儀をした方の声を届けることで、これから葬儀を実施検討する方の一助になりたいという思いから、本調査の発表に至りました。
*コロナ禍:本調査では、2020年3月以降の期間を指します。
■調査概要
調査名 :コロナ禍の喪主経験者への実態調査(2021年)
調査対象 :コロナ禍(2020年3月以降)に「いい葬儀」経由で葬儀をした方
調査期間 :2021年7月7日~7月14日
調査方法 :インターネット調査
有効回答数:100件
■調査結果(一部)
【コロナ対策/全体】「コロナ対策は葬儀社への信頼度向上に重要だと思った」96.0%
変化する情勢に柔軟に対応できる葬儀社が信頼を獲得し、選ばれる傾向
● 「コロナ対策は葬儀社への信頼度向上に重要だと思った」と回答した人は全体の96.0%*に上りました。
*「とても重要だと思った」「多少は重要だと思った」と回答した人の合計値
● 葬儀は故人との最後のお別れであり、親族間のつながりを再確認する大切な場です。喪主は、「信頼できる葬儀社にお願いしたい」「故人や参列者のために失敗したくない」という思いが強くなります。加えて、コロナ禍の葬儀は平時の葬儀と異なり、これまで以上に細やかな周囲への気遣いや、臨機応変な対応が求められます。しかし、自身が喪主となることは、ほとんどの方が一生に一度ともいえる経験のため、喪主による十分な心配りが難しいことも事実です。このため、事前にできる限りの感染防止対策を講じ、情勢を鑑みた柔軟な対応を一任できる葬儀社への信頼度が向上しています。
【コロナ対策/全体】安心して葬儀を実施するために必要だと思う対策
1位:マスク着用、2位:手指の消毒、3位:館内の換気、4位:喪主への対策説明、5位:館内の消毒
一般的な対策に加え、葬儀社独自の対策により安心感が向上
●「コロナ対策は葬儀社への信頼度向上に重要だと思った」と回答した96人に「コロナ禍でも安心して葬儀を実施するために必要だと思う対策」を聞いたところ、1位「スタッフ・参列者のマスク着用」96.9%、2位「スタッフ・参列者の手指の消毒」90.6%、3位「会館内の換気」76.0%、4位「喪主に対する事前の対策説明」74.0%、5位「会館内の消毒」68.8%となりました。
● 飲食店や街中での一般的な感染防止対策と比較し大きな変化はありませんが、「事前の対策説明」「焼香時のソーシャルディスタンス」「広い会館を提供」など葬儀独自の対策もあげられました。中でも注目すべきは4位の「喪主に対する事前の対策説明」です。葬儀は経験が少ないことや、事前の情報収集を日常的に行わない特性があります。しかし、喪主は葬儀社決定、予算、日取り、関係者への周知など短期間での慣れない意思決定の連続です。コロナ禍という特殊な状況の中、喪主や遺族に最大限寄り添い、十分な対策説明を行うことで安心感が向上すると見られます。
▼全文はWEBページよりご覧いただけます。
https://www.e-sogi.com/guide/45068/
【ご遺族の声】~コロナ禍の葬儀を経験して~
● 葬儀社選び
・生前の面会が制限されていたので、施設に「看取りだけは必ず」とお願いしていました。家族だけの火葬式でしたが、顔を見てゆっくりお別れが出来る葬儀社を選びました。
・安心して見送るためにも、小回りと気配りの利く、顔の見える葬儀社を選んで正解でした。
● 今後行いたいこと
・コロナが収まったら、親しかった人たちと故人を偲んで会食をしたいです。
・故人の故郷での法要、送る会を予定しています。
● 意識するようになったこと
・この時代にするお別れは、本当に辛い事だと思います。病院では家族でさえ面会が制限されており、ギリギリの段階まで会う事が出来ません。だからこそ、元気でいる間に後悔しない接し方をしていく必要があるのだと思います。
・たくさんの方に参列していただいた後に故人の人生の価値がわかるのでは意味がないのです。生前からもっとコミュニケーションを取って、ゆかりの深い方々を知って、会える機会を持てるようにする事が大事だと考えるようになりました。
【まとめ】
新型コロナウイルスの感染拡大から約1年半、さまざまな場面で「今までの習慣がなくなる」「方法を変えて行う」ことが定着してきています。葬儀業界も同様に、マスクの着用、手指の消毒など基本的な感染防止対策を講じ、できる限り故人と家族に寄り添った葬儀ができるように努めています。喪主やその家族の葬儀に対するニーズは、情勢によって日々変化していきます。96.0%が「コロナ対策は葬儀社への信頼度向上に重要だと思った」と回答したように、コロナ禍においては特に柔軟な対応ができる葬儀社が求められています。
また、本調査では、42.0%の葬儀に「友人・知人が参列していない」ことが判明し、家族・親族を中心とした葬儀が実施されていることがわかりました。その結果、葬儀を通じてこれまで以上に「故人らしさ・自分らしさ」「家族のあり方」を強く考える時代になっているのではないでしょうか。一方で、友人・知人は、故人とのお別れの機会が得られにくくなった側面もあります。いまだに訃報を知らされていないケースや、訃報を知った時にはすでに近親者のみで葬儀が行われた後だった、などの声も上がっています。家族・親族中心の葬儀にはメリットもある反面、周囲への余波は今後注目すべき点といえます。
葬儀の形は変わっても、「故人を想うことで、周囲とのつながりに感謝し、今後の自身の人生を考える」という本質は変わらないように思います。本調査が、これから葬儀を検討される方々の一助になることを願っています。
▼全文はWEBページよりご覧いただけます。
https://www.e-sogi.com/guide/45068/
【鎌倉新書について】
1984年に仏教書の出版を目的として創業しました。現在は供養・終活専門企業として「いいお墓」「いい葬儀」「いい仏壇」「いい相続」など12のサービスを運営し、お客様センターやポータルサイトを通じた相談・情報提供を行っています。終活インフラを標榜し、「明るく前向きな社会を実現するため、人々が悔いのない人生を生きるためのお手伝いをする」ことを使命としています。お金のこと(遺言・相続など)、からだのこと(介護・終末期医療など)、家族のつながり(葬儀・お墓など)の希望や課題を解決し、高齢社会を活性化することが、未来の希望になると考えています。
会社名 :株式会社鎌倉新書
設立 :1984年4月17日
市場区分:東京証券取引所第一部(証券コード:6184)
所在地 :東京都中央区京橋2丁目14-1 兼松ビルディング3階
代表者 :代表取締役会長CEO 清水 祐孝/代表取締役社長COO 小林 史生
資本金 :10億3,854万円(2020年7月31日現在)
URL :https://www.kamakura-net.co.jp/























