急性腎障害を対象疾患とした TMS-008 の第I相単回投与用量漸増試験における 全被験者への投与完了のお知らせ
2024年12月10日 15:45
当社は、本年6月19日に投与を開始した急性腎障害治療薬候補のTMS-008の第Ⅰ相臨床試験(以下「本試験」)において、予定されていた全ての被験者に対する投与と所定の検査が完了 しましたことをお知らせいたします。 本試験においては、健常な成人男性を対象として、TMS-008を5つのコホート毎に段階的に用量を引き上げて投与いたしました。
本試験の概要は jRCT(Japan Registry of Clinical Trials)からご確認いただけます。
URL:https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCT2031240084
現在、安全性、忍容性及び薬物動態等について解析を進めております。データ・リードアウトは、2025 年 度第1四半期(2025 年3月~5月)を予定しております。
TMS-008 について
TMS-008は、黒カビの一種に由来する SMTP(Stachybotrys microspora triprenyl phenol)化合物のファミ リーです。可溶性エポキシドヒドロラーゼ(sEH)を標的とする阻害薬であり、抗炎症作用と抗酸化作用により 腎臓の保護効果が期待でき、急性腎障害の治療薬としての可能性が期待されます。
以上
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