北海道大学からの新規化合物導入に関するお知らせ
株式会社ティムス(以下「当社」)は、国立大学法人北海道大学(所在地:北海道札幌市、総長:寳金清博、以下「北海道大学」)との間で、同大学が保有する新規化合物(以下「本化合物」)の知的財産権に関する、全世界における独占的実施許諾契約(以下「本契約」)を締結しましたので、お知らせいたします。
本化合物は、これまでその薬理効果について多くの研究が報告されているものの、体内での安定性が低いことから医薬品としての開発は進んでこなかった、生体物質「レゾルビン」の新規安定化体です。当社が開発対象とする疾患については複数検討しており、現時点においては非開示とさせていただきます。
当社は、パイプライン拡充の一環として、アカデミアを中心に医薬品シーズの探索を行っております。2024年7月には、北海道大学から脊髄損傷治療薬候補(TMS-010)を導入(「脊髄損傷に対する新規治療薬候補の導入における北海道大学との独占的実施許諾契約締結に関するお知らせ」として2024年7月3日に公表済み)しましたが、本化合物はTMS-010とは異なる物質です。
本契約により、当社は、日本を含む世界の全ての国における本化合物の開発、生産、使用、販売等の活動を独占的に実施する権利を取得します。なお、当社は、北海道大学に対して、一時金、及び今後の開発進展や承認の取得に応じ開発マイルスト―ンを支払う可能性があります。同支払総額は、最大で、2025年4月11日公表の当社の2025年12月期 研究開発費の見込み額の約2割となります。さらに、開発が進み上市した場合には販売額に応じたロイヤリティを北海道大学へ支払う可能性があります。
本契約よる当年度の支出額(一時金)については、2025年4月11日公表の、2025年12月期 研究開発費の見込み額に含まれており、当年度の業績への影響は軽微であります。なお、今後公表すべき事項が生じた場合は速やかにお知らせいたします。
以上





















