株式会社ティムス（以下「当社」）は、研究開発の推進を図るべく、予てより学校法人昭和医科大学（学長：上條由美、以下「昭和医科大 学 」） と共同研究を実施しております。この度、当該共同研究の成果として、SMTP 同族体の一つである SMTP-27 に関する論文が学術誌 Journal of Pharmacological Sciences (JPS)に掲載されましたので、お知らせいたします。

SMTP-27 はCorxel Pharmaceuticals から無償での独占的使用許諾を受けているSMTP 化合物のうちの一つであり、可溶性エポキシドヒドロラーゼ（sEH）阻害の作用機序を通じた抗炎症・抗酸化効果を有すると考えられています。

【論文の概要】
論文タイトル：
Therapeutic potential of SMTP-27 in attenuating diabetic nephropathy with anti-inflammatory activity
日本語訳：抗炎症活性を有するSMTP-27の糖尿病性腎症に対する治療の可能性
※ 本論文は、Journal of Pharmacological Sciences オンラインで公表されております。
（掲載URL）
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1347861325000763

著 者 ：Keita Shibata a b, Taiki Awane a b, Takashi Takaki c, Keiji Hasumi d e, Koji Nobe a b

a. Department of Pharmacology, Showa Medical University Graduate School of Pharmacy,
1-5-8 Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo, 142-8555, Japan
b. Pharmacological Research Center, Showa Medical University, 1-5-8 Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo, 142-8555, Japan
c. Center of Electron Microscopy, Showa Medical University, 1-5-8 Hatanodai,
Shinagawa-ku, Tokyo, 142-8555, Japan
d. Department of Applied Biological Science, Tokyo University of Agriculture and Technology, 3-5-8 Saiwaicho, Fuchu, Tokyo, 183-8509, Japan
e. Division of Research and Development, TMS Co., Ltd., Fuchu, Tokyo, 183-0055, Japan

掲載誌名 ：Journal of Pharmacological Sciences (JPS)
「Journal of Pharmacological Sciences (JPS)」は、公益社団法人日本薬理学会が
発行する英文の機関誌であり、世界の薬理学の発展を目的とした国際的なオープンアクセスジャーナルです。

公開日 ：2025年7月24日
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