【福島浜通り発】新商品・イベント・体験で見る“春の最前線”、大船渡の被災アワビ貝殻によるアクセサリーやホース・キャンピングが登場
〜起業家の新たな聖地“浜通り”が示す地域創生の可能性〜【①新商品編】〜
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福島浜通りでは今春、18社が集結する「福島浜通りフロンティアPRコンソーシアム」の本格始動とともに、地域発の新商品・新サービス、ユニークな体験イベント、地域内外を巻き込んだ挑戦的な取り組みが相次いで登場します。その最前線となる最新情報を「新商品・新サービス」「体験型イベント・ツーリズム」「カルチャー・アート」「地域の場づくり・交流」にまとめ、お知らせします。
◾️起業家たちが集う浜通りから、新たなムーブメントが誕生
今、起業家の新たな聖地として注目されつつある福島浜通り。ここでは、地域の未来を切り開く新しい動きが次々と生まれています。たとえば4〜5月は、大船渡の被災アワビ貝殻を活用したアクセサリーや、馬とのキャンプ体験といった独創的なサービスが登場します。これらの試みは、震災を経験した地域が次のステージへ進むための象徴とも言えます。
◾️「福島浜通りフロンティアPRコンソーシアム」について
福島県浜通り地域で活動する起業家18社が連携し、地域の魅力や新たな取り組みを広く発信することを目的とした組織です。各社のシナジーを活かし、地域の活性化と持続可能な発展を目指しています。福島発・新しい地域社会のカタチの情報を毎月定期的に発信していきます。(2025年3月発足時のプレスリリース https://prone.jp/press_releases/6178)
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注目の新商品・新サービス
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・OWB:大船渡の復興祈願アクセサリーを発売(4月)
大船渡市の大規模山火事により甚大な被害を受けたアワビ養殖場の死滅した貝殻を活用し、復興への願いを込めたアクセサリーを4月24日より発売。
・ノーマ・ホースヴィレッジ:新サービス「ホースキャンプ」開始(5月)
馬と共に寝起きする体験ができる「ホースキャンプ」事業を開始予定。
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注目のイベント情報
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・haccoba:「YoiYoi in Odaka 2025」開催(4月19日)
4月に開催されるお祭り「YoiYoi in Odaka 2025」に合わせ、JR東日本と連携し、特急ひたちの車両貸切企画「YoiYoi デンテツ」を実施。https://yoiyoi.haccoba.com/
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注目のカルチャー&アート(コンソーシアム内のコラボ事例)
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・wind&soil × MARBLiNG:映画上映会「カモン・カモン」開催(4月29日)
図図倉庫を運営する株式会社MARBLiNGが会場を提供し、wind&soilが手掛ける映画上映サービス「シネポッケ」にて、映画『カモン・カモン』の上映会を4月29日に開催。 https://wind-and-soil.jp/cinepokke
第1弾の発表は、浜通り発の新商品・新サービス情報です。(イベント情報などの第2弾は4月18日発表予定)
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【新商品&新サービス】6社
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1)新シリーズ「kippo」発売&復興祈願アクセサリー発表(5月・大船渡と連携)
2)ノーマ・ホースヴィレッジから新サービス「ホースキャンプ」開始(5月)
3)福島産魚介「常磐もの」4種の『ゴロゴロ海鮮ユッケ丼』(4月)
4)仕入れ先13社すべてが浜通り地域に限定!
JR東日本 × HAMADOORI13「浜通りの幸満載弁当」発売(4月)
5)震災を乗り越え、能登の地から生まれた日本酒を新発売(3月)
6)震災後初、自転車店が10月富岡町にオープン!着々と準備が進む
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【浜通り発、新商品&新サービス】
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1)「kippo」発売&復興祈願アクセサリー発表(大船渡との連携)
OWB株式会社は、福島県南相馬市小高区で2014年5月に「小高ワーカーズベース」として創業し、同年11月に法人化されました。原発事故による避難指示区域から復興を目指し、地元の資源と文化を活かした製品開発を進めています。そんなOWBから、新たに「kippo」と「三陸翡翠アワビのアクセサリー」という二つのラインナップが登場します。地域の持つ可能性をアクセサリーという形で表現し、身につける人々の日々を明るく彩るこれらのプロダクトは、地域復興のシンボルともいえる存在です。
▼【商品1】新たな門出に未来への祈りを添えたアクセサリー「kippo(キッポウ)」が新発売
・特徴:
ドロップ型をイメージし、金彩を取り入れることで遠目にも際立つデザインが魅力。
・詳細:
新しい生活が始まる春にふさわしい「kippo」シリーズは、シンプルながら存在感があり、どんな場面にもなじむアクセサリーとしてデザインされています。一粒のドロップが、身につける人の日々を支え、背中を押してくれるような気持ちを込めています。
販売開始日:2025年4月3日(木)
販売場所:アトリエiriser店頭およびECサイト
URL: https://iriser.store/collections/kippo
▼【商品2】三陸翡翠アワビの貝殻を用いた復興アクセサリー
・特徴:
大船渡市の山火事被害で失われた三陸翡翠アワビの貝殻(北日本水産社)を再利用し、経済復興と地域支援の願いを込めたデザイン。
・詳細:
2月末の山火事で打撃を受けた大船渡市の経済復興を目指し、死滅した三陸翡翠アワビの貝殻をアクセサリーとしてよみがえらせました。売上から原価と必要経費を除いた全額を北日本水産社に寄付することで、復興支援にもつながります。また、クラウドファンディングやふるさと納税の返礼品としても利用され、多様なデザイン展開で地域の魅力を発信します。
販売開始日:2025年4月24日(木)
販売場所:アトリエiriser店頭およびECサイト
URL:https://iriser.store/collections/kippo
【OWB株式会社 HP】https://owb.jp/
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2)ノーマ・ホースヴィレッジから新サービス登場
昨年12月にオープンした福島県浪江町のノーマ・ホースヴィレッジが、新たなサービス「ホース・キャンピング」を5月よりスタート。馬と直接触れ合いながらキャンプを楽しむという、全国でも珍しい体験型プログラムです。
・特徴
馬と一緒に過ごす“ホース・キャンピング”。テントでの宿泊と馬のお世話を組み合わせる、ユニークな体験です。
・詳細
「ホース・キャンピング」では、夜は厩舎近くのテントに宿泊し、朝は馬と共に起床して日常的なお世話を体験します。馬にエサを与えたり、身体をブラッシングしたりすることで、馬との距離がぐっと縮まります。さらに、乗馬体験やホーストレッキングといった他のアクティビティとも組み合わせることで、充実した時間を過ごしていただけます。
・関連URL
ノーマ・ホースヴィレッジ(福島県浪江町) 公式ホームページ:https://nomavalley.jp/horsing/
【代表コメント】馬と寝起きを共にし馬のお世話をすることで、馬に乗るよりも馬との距離が縮まります。フロンティアの里山の中で、馬と自然と一体になる体験を通じて心も体もリフレッシュできます。ぜひノーマ・ホースヴィレッジでこの特別な体験をお楽しみください。
【ノーマ・ホースヴィレッジとは】2024年12月に福島県浪江町室原地区に開園した、人と馬と自然が共生するコミュニティ「驫(ノーマ)の谷」が運営する馬の施設です。乗馬、ホーストレッキング、ホースマンシップ講習、ホースセラピーなど、馬との触れ合いを楽しめるアクティビティが充実しています。
【詳細プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000127641.html
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▼“地域の資源を、未来の価値へ” 新グルメ3種
3)福島産魚介「常磐もの」4種の『ゴロゴロ海鮮ユッケ丼』
福島県の新鮮な魚介類「常磐もの」を贅沢に使用した新商品『ゴロゴロ海鮮ユッケ丼』が、2025年4月1日より販売開始されました。 この商品は、福島県産水産品の売上倍増を目指すプロジェクトの第一弾として、株式会社センシン食品と一般社団法人東の食の会が共同で開発したものです。
・特徴:
新鮮な常磐もの4種(白身魚、青魚、タコ、イカ)を大きめのダイスカットで使用し、甘辛のユッケ風タレにじっくり漬け込んだ逸品です。
流水解凍5分で簡単に調理可能。ご飯にのせるだけで、本格的な海鮮ユッケ丼を手軽に楽しめます。
・詳細:
魚種は旬に合わせて変更され、常磐ものの白身魚、青魚、タコ、イカの4種をバランスよく配合。これにより、安定供給と安定価格を実現しています。食卓はもちろん、アウトドアやおもてなしの場でも便利な一品として、豊かな海の恵みを気軽にお楽しみいただけます。
<原材料> : 福島県産の鮮魚、醤油( 国内製造)、料理酒、砂糖、ごま油、にんにく、コチュジャン/調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘剤(キサンタン)、PH調整剤(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
<内容量> : 100g
<賞味期限> : 製造より1年
<保存方法> : 冷凍(-18℃以下)
<希望小売価格>: 500円(税別)
<製造販売> : 株式会社センシン食品
【時期】2025年4月1日販売開始
【購入先】魚のおんちゃま Online shop、楽天ほか
・高級常磐モノ4種 海鮮 ゴロゴロ ユッケ 100g×5Pセット 2,780円(内税)
https://www.somanoonchama.com/?pid=185645711
【詳細プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000045950.html
【代表コメント】販売開始以来、大好評をいただいており、福島産の水産品のステージを変える商品です。こんなに新鮮で美味しい海鮮丼をワンコインで家で食べられるのはとても嬉しい一品です。
【一般社団法人 東の食の会 HP】https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp
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4)仕入れ先13社すべてが浜通り地域に限定!
JR東日本 × HAMADOORI13「浜通りの幸満載弁当」発売
浜通りの魅力が詰まった特製弁当が登場
JR東日本と福島県浜通りの13事業者からなる「HAMADOORI13」の協力により、地元の味覚を詰め込んだ「浜通りの幸満載弁当」が登場しました。このお弁当は、浜通り地域の豊かな食材をふんだんに使用し、訪れる方々に浜通りの魅力を存分に感じていただける一品となっています。
HAMADOORI13とは
HAMADOORI13は、福島県浜通り地域を拠点とする13の事業者で構成された連携グループです。地元の資源を最大限に活用し、地域経済の活性化と浜通りの魅力発信を目的としています。各事業者の知識や技術を結集し、地域の特色を生かした商品やサービスを共同で開発・提供することで、浜通り全体の価値向上を目指しています。
商品の特徴
「浜通りの幸満載弁当」は、福島県浜通りの魅力をたくさんの方に知っていただきたいと考え、仕入れ先13社すべてが浜通り地域に限定し、地元愛にあふれるお弁当を実現しました。浜通りの食材や事業者にこだわることで、地域の風味と品質を詰め込み、浜通りならではの味わいをお楽しみいただけます。
・販売価格 1,580円(税込)
・取扱店舗
福島駅新幹線コンコース newdays ミニ福島21号店
郡山駅新幹線コンコース newdays ミニ郡山8号店
newdays ミニ水戸1号店、7号店
newdays いわき店(改札内)
newdays エスパルいわき店(改札外)
newdays ミニ泉1号店
newdays 湯本店
・販売期間 2024年4月1日~(月・火は販売休止)
商品ページURL https://www.torifuji.co.jp/ekiben/index.html
【代表コメント】このお弁当を通じて、浜通り地域の魅力をより多くの方に感じていただき、浜通りを応援する気持ちが広がることを期待しています。
【HAMADOORI13のHP】https://hamadoori13.or.jp/
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5)震災を乗り越え、能登の地から生まれた日本酒を新発売
石川県を拠点とし、伝統的な酒造りと革新的な発酵技術を融合させたクラフト酒蔵のhaccoba(はっこうば)は、「能登の酒を止めるな!」プロジェクトの一環として、石川県輪島市の酒蔵・日吉酒造店と共同で特別な日本酒を醸造しました。この取り組みは、震災で大きな被害を受けた能登の酒蔵と全国の酒蔵が連携し、能登の地に根付く伝統を次世代へと受け継ぐ試みです。
・幻の塩と特別な酵母が織りなす、能登の味わい
このお酒には、揚げ浜式塩田で生産された「能登の塩」と呼ばれる希少な塩が使われています。この塩は、能登半島地震で生産が途絶え、「幻の塩」として知られる特別な素材です。また、通常では入手が難しい「金沢酵母」を使用し、丁寧に醸されました。
能登の「しおサイダー」や、ビールの製法 “ゴーゼ” などをイメージしながら、爽やかな海風を思わせるさっぱりとした味わいを目指しました。その結果、震災を乗り越えて新たな希望を届ける日本酒として、能登の自然と伝統が調和した、洗練された一杯が完成しました。能登と全国の酒蔵が一丸となったプロジェクトの象徴ともいえる商品です。
・販売情報
商品名:「#能登の酒を止めるな!/ 金瓢白駒×haccoba」
発売日:2025年3月28日(金)
価格:税込2,500円
購入方法:以下販売店にて購入可能です。(オンライン販売はありません。)
販売店一覧:haccobaのお取扱店(酒販店・小売店)https://note.com/haccoba/n/n48a9ad45d07f
関連情報:haccoba公式サイト:haccoba.com 、「能登の酒を止めるな!」プロジェクト公式サイト:notosake.com
【代表コメント】能登は、僕が大学生の時に半年ちょっと住んでいた第二の故郷です。その地域が大変な時に、自分の今の仕事も活かしながら、少しずつアクションを継続できたらと思います。
※haccobaのソーシャルアクションへの考え方に関するブログ:https://note.com/taisuke_sato/n/n7c2a23ee8375
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6)震災後初、自転車店が10月富岡町にオープン!着々と準備が進む
福島県富岡町では、2025年10月に新たな自転車ショップ「Turtle Cycle」が開業を予定しています。原発事故による避難指示の影響で、震災以降、自転車店がひとつも存在しなかったこの町にとって、初めての自転車店となる注目のプロジェクトです。
福島県富岡町は、震災後に新たに整備された堤防が絶景のサイクリングコースとなり、福島県の指定するサイクルルートのゲートウェイ(主要アクセスポイント)にも指定されるなど注目を集める一方、富岡町町内に自転車のメンテナンスを担うショップが一軒も存在しないという課題に直面していました。そんな中、富岡町に移住したRabbit & Turtle株式会社の代表、野田翔一郎が、自転車店の立ち上げに向けて準備を進めています。
「Turtle Cycle」は、既に建物が完成し、点灯式も実施されました。内装や外構工事が順次進む中、開業に向けた準備が着々と進んでいます。開業後は、自転車フィッティング施設「Rabbit Lab」や自転車のバーチャル販売、さらに無人厨房カフェなど、サイクリストのニーズに応える最先端の設備が整備される予定です。これにより、国内でもトップクラスのサイクリスト拠点を目指し、地域の新たな魅力となることを目指しています。
【Rabbit & Turtle株式会社HP】https://libertypark.jp/
※2025年5月にHPリニューアル予定
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本件に関するお問い合わせ先
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福島浜通りフロンティアPRコンソーシアム事務局
担当:高橋
Email:info@hamadori-pr.jp