【2025年お年玉に関する実態調査】お年玉をあげる人4割強、あげる予定の人数は平均2.5人 金額は1,000円から4,000円台が主流も、10,000円以上あげる人が増加傾向 ・キャッシュレス、電子マネー普及するも、現金をぽち袋に入れて「手渡す」「送る」が多数 ・年末年始は7割弱が「自宅でゆっくり」、親族や友人知人と会う予定や海外旅行は減少傾向
「こころ くらし 包む」をモットーに、さまざまな製品を通じて毎日のくらしに彩りと楽しさを提供する紙製品・化成品メーカーの株式会社マルアイ(本社:山梨県市川三郷町、代表取締役社長:村松道哉)は、この度、20代以上の男女を対象に【2025年お年玉に関する実態調査】と【今年の年末年始の動向調査】を実施しました。
20代以上の男女2,404名を対象に調査を実施したところ、20代以上の約半数が来年2025年のお正月にお年玉をあげる予定であることがわかりました。あげると回答したうちの590名に「2025年お年玉に関する実態調査」を実施した結果、あげる予定の人数は平均2.5人で、あげる相手は親戚の子どもや自分の子どもなど“子ども”が多くの割合を占めていることがわかりました。あげる金額は、子どもも大人も1,000円台から4,000円台が大半を占める中、親に対しては10,000円以上をあげると回答した人が最も多い結果になりました。
お年玉をあげる方法は現金をぽち袋に入れて手渡す、あるいは送ると回答した人が多く、キャッシュレス決済の普及が進む中でもお年玉のやりとりにおいては現金が主流でした。
また、「今年の年末年始の動向調査」を20〜60代以上の男女601名に実施した結果、今年の年末年始は7割弱の人が自宅でゆっくりする予定でした。親族で集まる予定がある人は約2割いるものの、昨年よりも親族や友人知人と会う予定がある人は減少傾向にありました。
【主な調査結果】
①今年の年末年始は「自宅でゆっくりする」が最多の68.4%と、7割弱が巣ごもり正月を予定。次いで「親族で集まる」が22.0%で、約2割が年末年始を親族と一緒に過ごす予定。
②来年2025年は44.5%がお年玉をあげる予定。
③あげる予定の人数は平均2.5人。あげる相手は「親戚の子ども」「自分の子ども」「孫」など子どもにあげる割合が高い。あげる金額は1,000円台から4,000円台が主流も、親にお年玉をあげる人のうち、「1万円以上あげる」と回答した人が最多の42.1%。
④来年2025年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2024年と比較すると「変わらない」が61.4%と最多。お年玉をあげる方法は最多が「現金をぽち袋に入れて手渡す」60.0%、次いで「現金をぽち袋に入れて送る」29.0%。
⑤お年玉をあげるのは「高校卒業まで」が最多の39.3%。
【詳細】
①今年の年末年始は「自宅でゆっくりする」が最多の68.4%と、7割弱が巣ごもり正月を予定。次いで「親族で集まる」が22.0%で、約2割が年末年始を親族と一緒に過ごす予定。
「今年の年末年始の動向調査」を20〜60代以上の男女601名に実施したところ、「今年の年末年始をどのように過ごす予定か」の質問に対し回答は、「自宅でゆっくりする」が最多の68.4%、次いで「親族で集まる」22.0%、「自宅近辺で外出する」16.0%だった。また「国内旅行」は7.2%、「日帰りレジャー」は5.7%と、遠出をするような予定は1割以下にとどまった。さらに「海外旅行に行く」は0.8%と、昨年11月に実施した「2024年お年玉に関する実態調査」(※1)の回答と比較して2.8%減少し、円安の影響か1%にも満たない結果になった。
なお、昨年11月の調査結果(※1)と比較すると、「親族で集まる」が昨対比3.1%減、「友人知人で集まる」が昨対比1.3%減だったことから、今年の年末年始は昨年よりも人と会う予定が減少することがわかった。
②来年2025年は44.5%がお年玉をあげる予定。
20代以上の男女2,404名を対象にした調査で「来年2025年のお正月にお年玉をあげるか」の質問に対し回答は「あげる」が44.5%と、2025年は約半数の人がお年玉をあげる予定であることがわかった。
③あげる予定の人数は平均2.5人。あげる相手は「親戚の子ども」「自分の子ども」「孫」など子どもにあげる割合が高い。あげる金額は1,000円台から4,000円台が主流も、親にお年玉をあげる人のうち、「1万円以上あげる」と回答した人が最多の42.1%。
「来年2025年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの590名に、あげる相手の人数を質問したところ、あげる人数は平均2.5人であることがわかった。最多人数は20人で、2ケタ台と回答した人が少数ながら存在した。
あげる相手を質問したところ、最多が「親戚の子ども」58.6%、次いで「自分の子ども」41.4%、「孫(ひ孫)」23.4%、親族以外では「勤務先の人」12.2%、「学生時代の後輩」12.0%、「友人」12.5%と、子どもにあげる割合が高かった。あげる金額を対象別で見ると、子どもにあげる金額は「1,000円台〜4,000円台」が最も多く、「自分の子ども」には10,000円以上をあげる人が3割強いた。「親」にあげる人は約2割で、金額は「10,000円台〜40,000円以上」が最多の42.1%と、ほかの対象と比較しても最も高い割合となった。お年玉の金額を全体で見ると「1,000円台〜4,000円台」が49.1%と最多だった。昨年の調査結果(※1)と比較すると「1,000円未満」が2.3%増、「1,000円台〜4,000円台」が1.7%増、「10,000円台〜40,000円以上」が3.4%増と、10,000円以上をあげる人がとくに増加傾向にあった。
④来年2025年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2024年の総額と比較すると「変わらない」が61.4%と最多。お年玉をあげる方法は最多が「現金をぽち袋に入れて手渡す」60.0%、次いで「現金をぽち袋に入れて送る」29.0%。
「来年2025年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2024年と比較するとどのようになるか」の質問に対し回答は、「変わらない」61.4%と最多で、次いで「増える」17.5%だった。
「変わらない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「あげる相手の人数に変化がない」という回答が最も多かった。また中には「収入が変わらないから(60代/男性)」「金銭的に余裕がないから(30代/女性)」など、経済状況による理由もあがった。一方で、「増える」と回答した人にその理由を聞いたところ、「相手の年齢の変化に合わせて金額を上げる」という回答が大半を占めた。
さらに「来年2025年のお正月では、どのようにお年玉をあげる予定か」と質問すると、「現金をぽち袋に入れて手渡す」が60.0%と最多だった。また「現金をぽち袋に入れて送る」は、昨年の調査結果(※1)12.8%から16.2%増の29.0%と増加傾向にあった。それ以外は「電子マネーで送金する」7.6%、「口座に振り込む」4.2%と1割以下にとどまり、お年玉のやりとりにおいては現金が主流であることがわかった。
⑤お年玉をあげるのは「高校卒業まで」が最多の39.3%。
「お年玉は、いつまであげるものだと思うか」の質問に対し回答は、最多が「高校卒業まで」39.3%、次いで「成人になるまで」16.4%、「短大・大学・専門学校生まで」16.1%だった。
【考察】
今年の年末年始は7割弱の人が自宅でゆっくりする予定であることがわかりました。また、「自宅でゆっくりする」に次いで2割強の人が親族で集まる予定でした。
お年玉をあげる方法は、現金をぽち袋に入れて手渡しする人や送る人が多く、キャッシュレス決済や電子マネーが普及する中でもお年玉のやりとりは現金の利用が根強い傾向がうかがえました。また、昨年と比べて現金をぽち袋に入れて送ると回答した人が約2倍に増加していたことや、今年の年末年始に親族や友人知人と会う予定が昨年よりも減少していたことから、2025年のお年玉のやりとりは直接手渡せなくても郵送などで楽しむ動きが予想されます。
お年玉の金額は、全体の割合で見ると1,000円台から4,000円台が主流でした。その一方で、自分の子どもや親には10,000円以上をあげる人が多かったことから、血縁関係が近い相手ほど高額をあげる傾向が強いことがうかがえました。
【調査概要】
調査名:2025年お年玉に関する実態調査
対象条件:全国20代〜60代以上の男女
調査期間:2024年11月23日〜11月25日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:590名
(全国の20代以上の男女2,404名に事前調査を実施。「来年2025年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの590名に「2025年お年玉に関する実態調査」を実施。)
調査名:2024年度年末年始の動向調査
対象条件:全国20代〜60代以上の男女
調査期間:2024年11月21日〜11月22日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:601名
※1:2024年お年玉に関する実態調査(2024年12月13日)
https://maruai.co.jp/news/p5689/
マルアイについて
1888(明治21)年創業。山梨県市川大門に本社を構え、祝儀袋や事務用封筒などの日用紙製品と、食品や精密機器を保護するための産業用包材を製造・販売しています。中でも祝儀袋・不祝儀袋は合わせて約500種類以上を展開し、業界で高いシェアを占めています。「こころ くらし 包む」をモットーに、みなさまの暮らしを豊かにする製品を提供しています。
社名:株式会社マルアイ
代表:村松道哉
本社所在地:山梨県西八代郡市川三郷町市川大門2603番地
設立:昭和22年5月30日
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