キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：金澤 明、以下キヤノンITS）は、基幹業務トータルソリューション「AvantStage」に新ソリューション“Armerial（アルメリアル）”を追加し、2025年11月11日より “Armerial購買管理”、“Armerial在庫管理” として提供を開始します。

■背景
製造業における購買/在庫管理業務では、現場ごとに独自の運用で最適化を図るケースが多く、属人化やシステム化の遅れが課題となっています。その結果、業務の標準化や自動化が進まず、全体最適の実現が困難な状況に陥ることも少なくありません。こうした背景のもと、キヤノンITSは、ERPと連携可能なSCM業務支援ソリューション“Armerial（アルメリアル）”の提供を開始します。導入コストを抑えながら、豊富な実績にもとづいた品質と安定性を両立したサービスにより、製造業のDXを支援します。今回のリリースでは、購買管理および在庫管理の2つの業務領域に特化したサービスを提供し、今後は他の業務領域への展開も予定しています。

■“Armerial”（購買管理/在庫管理）の特長
・導入規模に応じた柔軟な提供形態
ご予算や業務要件に応じて選択可能な3つの提供形態（カスタマイズ/スタンダード/ライト）をご用意しています。大規模なコア業務最適化やプロセス改善から、短納期かつ低コストの小規模導入まで、幅広く支援します。
・購買管理の一元化
見積もり依頼から発注、検収までの一連の購買業務を統合的に管理します。直接材、一般購買、外注委託品など多様な品目に対応しています。サプライヤーと「購買Web-EDI」を通じたやりとりも可能です。
・在庫管理の高度化
製造業における原材料や完成品など、各フェーズに応じた在庫をロット単位で管理します。工程や倉庫等でのオペレーションの指示や実績登録、誤出庫防止にも対応しており、ロケーション単位でトレーサビリティを強化します。

■展望
今後も製造業の多様な業務領域に対応するソリューション群として、“Armerial”シリーズのラインアップの拡充を図ってまいります。購買管理/在庫管理を皮切りに、製造業の業務全体を支える統合ブランドとして進化を続けます。

＜“Armerial” の語源＞
“Armerial（アルメリアル）”は、実在する花「アルメリア」に由来しています。アルメリアは、小さな花が集まって一つの形をつくる特徴的な姿を持ち、その様子は、SCM領域における多様なソリューションが連携し、全体として価値を生み出す当社のサービスラインアップを象徴しています。また、アルメリアの花言葉には「寄り添う」「共感」といった意味があり、これは当社ブランドの役割や価値観と深く通じるものです。
＜基幹業務トータルソリューション「AvantStage」＞
国内企業へ多くの導入実績があり評価の高い国産パッケージ製品／サービスを、業務領域ごとに最適なものを必要な部分だけ組み合わせるベスト・オブ・ブリード型で提供する「基幹業務トータルソリューション」です。オールインワン型のERP パッケージと比較して、必要な機能に絞って無駄なく効果を得やすいシステム投資が実現でき、導入企業にとってメリットのある基幹システムの導入・運用が可能になります。

＜関連ソリューション＞
■Armerial
SCM業務支援ソリューション「Armerial（アルメリアル）」は、日本の製造業に特化した業務にフィットするSCM業務システムであり、導入・利用を容易とする各種のサービスメニューを提供します。
https://www.canon-its.co.jp/solution/industry/manufacturing/erp/armerial

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