日本初!デジタルスポーツ療育をおこなうリィが新規事業を開始 児童発達支援・放課後等デイサービス「7GYM」を名古屋市に正式オープン 〜9割稼働とプレオープン好調、小学生に運動療育の場を提供し「運動不足・体力低下」を解決〜
日本初のデジタルスポーツ療育を取り入れた児童福祉施設「Lii sports studio(リィ スポーツ スタジオ)」を運営する株式会社リィ(愛知県名古屋市・代表 廣瀬あゆみ 以下「当社」)は、小学生向け(未就学児を含む)運動療育の場として、児童発達支援・放課後等デイサービス「7GYM(ナナジム)」1号店を愛知県名古屋市昭和区に正式オープンします。
8月のプレオープンより順調に利用率を伸ばし、稼働が約9割と好調であるほか、引き続き多数の問い合わせを受けていることから、この度、全国拡大を視野に入れた本格展開を開始します。
■会社設立と「7GYM」提供開始の背景
大手通信企業に勤務した後、介護ベンチャーで採用やブランディングの業務に従事した代表 廣瀬が、「福祉で働く人を幸せにする」という思いの下株式会社リィを設立しました。代表自身が保健体育の教員免許を保有しており、運動やスポーツに関するサービス展開を行っているほか、自身も2児の子育て中の母でもあります。
主な事業として、未就学児を対象にマンツーマンでの運動療育に特化した児童発達支援事業所「Lii sports studio」を展開しており、現在、愛知県に4スタジオ、兵庫県に1スタジオ、神奈川県に2スタジオと合計7スタジオを開所・運営しています。昨今注目を集めるスポーツとデジタルを組み合わせた「デジタルスポーツ療育」が特徴です。
近年、日本において発達障害と診断される人の数は年々増えている中、未就学児の障害児支援においては自治体によっては無償化されるなど、制度の整備が進んでいます。また子どもの体力低下が社会問題となっており、幼児期からの運動習慣の形成が重要視されています。しかし、障害のある子どもたちや、発達に遅れ・偏りのある子どもたちにおいて、未就学時点で無償化となっていた支援が小学校入学後に無償化の対象外になることや、運動型の施設数が少なく十分に支援を受けることができていない現状があります(※1)。
当施設においても、「小学生になっても通わせたい」「小学生が通える放課後等デイサービスを開所してほしい」といった声が保護者から多数寄せられており、課題となっていました。そこで、小学校入学と同時に支援が手薄となっている現状を改善するべく、この度、小学生にも運動を楽しむ療育の機会となる場を提供し「体力低下」「運動不足」問題の解決に貢献できるよう、新規事業「7GYM」の本格展開に至りました。
■「7GYM(ナナジム)」について
「7GYM」は、楽しく、思いのままに運動しながら7つの感覚を刺激する運動型児童発達支援・放課後等デイサービス施設です。五感に加えて、身体の位置や動きを感じる"固有受容覚*"、重力や身体の傾き、スピードや回転を感じる"前庭覚*"などの発達に重要な感覚を刺激し、思いっきり体を動かしながら、神経系の発達や「できた!」の成功体験をつくり、子どもの心身の発達を促します。個人で遊ぶだけでなく、1時間に1回の集団運動プログラムも導入。ルールの理解や協調性、社会性を育みながら楽しくカラダとココロの発達を目指します。子どもたちが思いのままに楽しめるよう、特性に理解のあるコーチが常駐し、安全を守りながら適切にサポートします。
*固有受容覚とは:関節や筋、腱の動きを検出する、体の位置や動き、力に関する感覚のこと。
*前庭覚とは:三半規管を通して、重力や体の傾き、スピード等を感じる感覚のこと。
■新規事業「7GYM」にあたって代表 コメント
1店舗目の開所から丸2年、当社全体では9店舗目となる新ブランド「7GYM」を新たにオープンできたことを大変嬉しく思います。
私たちは、運動が幸福に寄与することを信じ、全ての子どもに良質な運動機会を提供することを目指し、まずは福祉による支援が必要なお子さまを対象にサービスの拡大を進めてまいりました。
子どもたちのワクワクする空間、圧倒的に明るく関わる支援者、スモールステップでその過程もたくさん褒めてもらえるような運動の機会を、全国に広めていく所存です。
ぜひ一度、ご見学にお越しください。
■7GYM(ナナジム)概要
・提供開始:2022年8月1日
・URL:https://liistyle.co.jp/7gym/
・所在地:愛知県名古屋市昭和区御器所通2-4-1ダイシンビル1階
・TEL:090-4326-8906
・FAX:052-308-3439
・対象者:通所受給者証を取得している0歳〜小学校6年生の子ども
・利用料金:
0歳~3歳の4月1日までの子どもの場合/6歳~12歳の子どもの場合
所得に応じ、利用料金の1割負担
1割負担での利用料金の目安:1,400円〜1,600円程度
*人員配置や地域によって異なります。
*支給は保護者の世帯収入により月額上限額が定められており、上限額を超える利用者負担額につ いては、支払う必要はありません。
満3歳~5歳までの子どもの場合
3歳~5歳の児童発達支援等の利用者負担は無償
*無償化の対象期間は「満3歳になって初めての4月1日から3年間」です。
*詳細は、在住の市区町村へ問い合わせ
・ご見学に関するご連絡:当社の7GYM担当者宛てにメールにてご連絡ください。
担当:子安(こやす)
MAIL: nanatsu.koyasu@liistyle.co.jp
■取材案内
報道関係者の方は、以下のご取材が可能です。
広報担当 子安(MAIL:lii_pr@liistyle.co.jp、TEL: 090-4326-8906)までご連絡ください。
・代表、経営陣へのインタビュー
・専門技術をもつコーチへのインタビュー
・スタジオでの療育シーンの撮影 ※要調整
・利用者(子ども、保護者)へのインタビュー ※要調整
※1 参考:「7GYM」提供開始の背景(詳細)
日本における発達障害と診断される人数は年々増えており、今後も増加することが予想されています。文部科学省が2021年に発表した「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 報告」によると、義務教育段階の全児童生徒数は年々減少傾向であるのに対し、特別支援学校や特別支援学級、通級と特別支援教育を受ける児童生徒数は増加傾向にあり、特別な支援を必要とする子どもの割合が高まっていることが明らかになっています。
その中、2019年10月より、幼児教育・保育の無償化が施行されており、3歳から5歳の障害児の発達支援にかかる費用についても無償化されています。 加えて、2022年10月より名古屋市では、3歳未満児の障害児支援についても無償化対象となり、未就学児への支援は徐々に整ってきております。
また、昨今の子どもの現状として「体力低下」の問題が叫ばれています。スポーツ庁が2021年に発表した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、2019年と比較し小中の児童生徒男女ともに体力合計点が低下していることを明らかにしています。低下の要因として①運動時間の減少②学習以外のスクリーンタイムの増加が考えられています。上記の調査結果を踏まえて、今後、子どもの体力向上を図るために、運動やスポーツをすることが好きな子どもたちの育成と、幼児期からの運動習慣の形成に取り組むことが必要です。
しかし、通所受給者証を取得している子どもたちは、小学校入学後に無償化の対象外になることや、運動型の施設数が十分にないため支援を受けることができていない現状があり、支援を要している児童に行き届いていません。
これらの課題に対応し、運動・スポーツが好きな子どもたちの育成、幼児期からの運動習慣の形成に貢献できるよう新規事業「7GYM」の発足に至りました。
■会社概要
会社名:株式会社リィ(Lii inc.)
代表者:代表取締役社長 廣瀬あゆみ
設立:2018年11月6日
本社:愛知県名古屋市昭和区御器所通3丁目8‐1御器所セントラルビル3A
資本金:600万円
事業内容:児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、キッズパーソナルトレーニング事業、クリエイティブ事業、採用支援/組織開発支援事業
URL:https://liistyle.co.jp/
■代表:廣瀬(ひろせ) あゆみ プロフィール
武庫川女子大学 文学部 健康スポーツ科学科卒業後、ソフトバンクにて営業企画に従事。結婚を機に愛知へ。大手進学塾にて進路指導、受験指導、新規事業立ち上げに携わる。妊娠のタイミングで一度、専業主婦になるも産後、介護ベンチャーに参画し、採用・広報・ブランディングと多岐にわたる仕事を経験する傍ら、2018年11月に株式会社リィを設立。2020年3月、保育・介護施設とスキマワーカーマッチングサービス「ピタケア」をリリースするもコロナの影響でやむなく事業転換。その後、マンツーマン、スモールグループの運動療育のLii sports studio 7店舗 、 パーソナルスポーツジムのLii sports junior1店舗 、運動型多機能事業所7GYM 1店舗の全国に計9店舗を展開。2030年までに100店舗を目指す。2児の母。