島根県隠岐郡海士町での実証実験について(プレスリリース)
『入島時に顔認証チェックインすると、地域の施設が顔パス決済で楽しめる』
島根県の隠岐之島にある海士町を舞台に島内の街おこしの実証実験を開始
アフターコロナのあるべき観光地域づくりを検証
ホテル管理システムの開発販売を行う株式会社スマートホテルソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:高志保 博孝、https://sh-sol.jp 以下「当社」)は、この度、島根県隠岐郡海士町で、顔認証プラットフォームを基盤とした離島地域での街おこし実現可否を検証する目的で、実証実験を開始します。
実証実験の舞台となる島根県隠岐郡海士町は人口約2250人の小さい島ですが、島をあげて様々な取り組みを推し進める挑戦の島です。島内には島の地域創生の一翼を担う島根県隠岐之島島前高校があり、カリキュラムに地域の魅力や地域課題をベースにした探究学習を取り入れ、教育の魅力化を通じて地域の観光を盛り上げようとしています。
また、島への入り口にある海士町観光協会(一般社団法人 海士町観光協会)も、「島を繁盛させる」というキーワードをスローガンに掲げ、教育観光を中心に現場の最前線で「島を繁盛させる」観光地域づくりの実現に向けて取り組んでいます。こうした持続的な地域の取り組みにより内外の認知度もようやく高まりつつあります。そんな地域のポテンシャルが高い海士町で、離島という閉鎖的な立地条件下での地域創生のあり方を検証します。
当社は2018年秋より、当社が運営するブランドホステルbnb+で、顔認証によるチェックイン・チェックアウトおよび支払いを可能とするシステム「スマートホテルマネージャー」を運用してきました。また、2021年から「スマートホテルマネージャー」を拡張し、石川県白山市白峰地域で地域の宿泊施設をハブとし顔認証を用いた地域観光プラットフォームの開発に取り組んでおります。
今回隠岐郡海士町を舞台に実施する実証実験では、島内の入り口に当たる海士町観光協会に顔認証を行うタブレット端末を設置し、島内周辺の施設にも導入します。これにより、来島者は宿泊施設(Entô、B&Bあとど)だけでなく、海士町のおみやげもの屋(島じゃ常識商店、つなかけ)、およびレストラン(船渡来流亭)に設置されたタブレット端末内にある「スマートホテルマネージャー」の顔認証機能を使って、顔パス決済(顔認証決済)が可能となります。決済された分は、合計金額を島内から出る際に海士町観光協会でまとめて支払いできます。
日本は施設や交通などハード面が都心でなくとも普及している稀有な国です。しかし、観光事業として日本のハードを見てみると、十分に活用できていないのが現状です。
今回の海士町での実証実験のように、エリア一帯の施設を連携させ、地方での当社のシステムの導入事例を増やしていき、地域と観光が共存するような地域観光モデルを実現します。さらに、日本の地域観光をハード面からサポートすることで、日本の関係人口の増加を目指していきます。
【パートナー募集】
1月からのまん延防止等重点措置の中、さまざまな企業がコロナ後の将来に向け、実証実験を開始しています。そのような中、当社は人材の不足や交通網など、ハード面の地域観光の課題をIT化で解決、支援するAIプラットフォームを提供しております。したがって、実証実験の場の提供などで協業いただける地域観光業者を募集しております。
【備考】
・スマートホテルマネージャーに関する発明は現在特許出願中です。
■「スマートホテルマネージャー」について
登録者は、顔をかざすだけで、数秒でチェックインが可能。部屋の入室も、
カードキーも持たずに、顔で開錠が可能に。
利用料金:初期費用 5,000 円~、月額費用 144 円〜
URL:https://sh-sol.jp
■代表取締役 高志保 博孝(たかしほ ひろたか) プロフィール
1976年5月28日 奈良県奈良市生まれ
2002年大阪大学大学院 工学研究科 修了
2002年リーマンブラザーズ証券入社。金利デリバティブトレーディング部を経て
2005年ドレスナー証券、2008年RBS証券に転籍。個人事業主として、2006年には不動産投資を開始。その後、民泊の運営などを経て、現在のホテル運営およびホテル管理システムの販売を行っている。
【会社概要】
会社名:株式会社スマートホテルソリューションズ (https://sh-sol.jp)
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号
代表者:代表取締役 高志保 博孝
資本金:4,999万円
事業内容:システム開発及び販売、宿泊業
本件に関するお問い合わせ先
株式会社スマートホテルソリューションズ 広報担当:宮内・小田
TEL: 045-577-0499 MAIL:press@sh-sol.jp