株式会社リアルゲイト（本社：東京都渋谷区、代表取締役：岩本 裕、以下「リアルゲイト」）は、持続可能な社会づくりの実現を目指す取り組みの一つとして、三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：安永 竜夫、以下「三井物産」）と株式会社博報堂（本社：東京都港区、代表取締役社長：水島 正幸、以下「博報堂」）が連携し、取り組む「生活者ドリブン・スマートシティ」のコア事業「shibuya good pass」のパートナー企業として協業し、より住みやすく、働きやすく、遊びやすい環境やサービスの展開を行い、創造的な街づくりに寄与していきます。

　その取り組みの一つとして、2020年11月よりリアルゲイトが運営・管理するシェアオフィスや商業ビル等にて消費する電力を、三井物産が提供するクリーン電力※1「good energy」へ順次切り替えを行い、大幅なCO2排出削減を図ります。これにより再生可能エネルギーの普及や、低炭素社会の実現に向けた地球環境保全に貢献していきます。

※1 クリーン電力：Jクレジット制度※2等の環境価値を適用し、実質CO2フリーにした電力
※2 Jクレジット制度：省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度

■取り組みの背景
　リアルゲイトは、築古ビルのコンバージョンやリノベーションを行うと同時に、デザイン性の付加や耐震補強、用途変更、増築、遵法性の確保など一級建築士事務所としてのテクニカルな改善を行うことで、その建物の資産価値を最大化するバリューアッド事業を得意としています。既存ストックを有効活用することで建物の解体や新築時に発生する環境負荷を低減しつつ、新しい価値を生みながら利用者のクリエイティビティや事業成長をサポートしています。これは国際的な目標でもある「持続可能な開発目標（SDGs）」とも親和性が高く、今後展開する施設の増加や社会的責任の観点からも、さらに一歩進んだ未来の街づくりに貢献できるよう取り組みを進めてきました。

　また、今回のコロナ禍により、社会の価値観や都市の在り方、働き方などが大きく見直されるタイミングとなり、一企業として社会にどう価値を提供していくかを再考する機会となりました。
　そんな中リアルゲイトでは、コロナ禍でのオフィスの在り方を提案する「NEW STANDARD OFFICE※3」をはじめ、スタートアップ応援プログラム等を実施する中で、三井物産や博報堂が構想する「shibuya good pass」の取り組みは、今後のリアルゲイトが提供するサービスや施設の付加価値向上に繋がり、互いにシナジー効果を発揮できると考え、協業に至りました。

　今後も渋谷区を拠点とするリアルゲイト（企画運営する約60棟の施設のうち、23棟が渋谷区に所在／2020年10月末時点）は、環境へ配慮した事業発展と、渋谷の街づくりに寄与するため、「shibuya good pass」との協業を通して、生活者や環境に対する課題やニーズをいち早く汲み取り、連携しながら新たなサービスの実装を目指していきます。2021年には「good office」など様々なサービスを展開予定です。

※3 NEW STANDARD OFFICEに関するリリース
https://ordermade-tokyo.jp/journal/news/newstandardoffice_200529/

【shibuya good pass（渋谷グッドパス）について】
人・まち・地球、みんなにとってのgoodをつくっていく、くらしへのパスポート。
渋谷をもっとよくするアイデアを発信したり、goodだと思うサービスを利用し、応援することで、みんなの力で、渋谷のミライをgoodにしていきます。2021年サービス開始予定。

特設サイト：https://goodpass.app/
博報堂リリース：https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/86220/

＜株式会社リアルゲイトについて＞
都心部において、クリエイティブオフィス・オーダーメイドオフィスを主に、中小築古ビルの再生・運営及び新築の企画運営事業を約60棟行っています。一級建築士事務所を有することで可能となる建物再生をはじめ、運営実績に基づく企画からリーシングまでを一気通貫で手掛けることにより、ビルオーナーやテナント両者の最新ニーズを把握し、特有のソリューションを提供します。
公式HP：https://www.realgate.jp
賃貸オフィス検索サイト：https://ordermade-tokyo.jp/

【本件に関するお問合せ先】
株式会社リアルゲイト 広報担当：藤本・飯塚
TEL：03-6804-3944／E-mail：pr@realgate.jp