53歳・熊本県小国町出身の佐藤直之、地元オートポリスで13位ポイント獲得
全日本ロードレース選手権ST1000でポイント獲得、ファン交流イベント「サトフェス」も開催
公開テストの悪天候、赤旗中断を伴う決勝を乗り越え、地元・九州ラウンドで念願のポイント獲得。ファンや同世代ライダーとの交流を通じて、レースをより身近に届ける活動も実施。
株式会社ST-Tec代表であり、2026年全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦中の佐藤直之は、2026年5月30日(土)・31日(日)に大分県日田市のオートポリスインターナショナルレーシングコースで開催された「2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレース in 九州」に参戦し、予選19位、決勝13位でポイントを獲得しました。
佐藤は熊本県阿蘇郡小国町出身。オートポリスは、地元・九州のファンや家族、関係者に走る姿を届けられる特別なサーキットです。53歳、ロードレース歴33年の現役ライダーとして挑む今シーズンにおいて、地元ラウンドでのポイント獲得は大きな節目となりました。
オートポリスラウンドを走行する佐藤直之
地元・九州のオートポリスでポイント獲得を果たした佐藤直之
悪天候に翻弄された公開テスト、限られた走行機会からレースウィークへ
本戦に先立ち、5月20日(水)から22日(金)まで公開テストが行われました。
佐藤は公開テストからオートポリス入りしましたが、初日は霧、雨、風の影響により予定されていた走行がすべてキャンセルとなりました。
プライベート体制で参戦する佐藤は、レースで走るだけでなく、移動、積み降ろし、準備なども自身を中心に行っています。走行できなかったことは悔しさが残る一方、長距離移動や準備による疲労を整え、本戦へ向けて身体を休める時間にもなりました。
テスト2日目は、霧雨の残るコンディションの中で走行を開始。前年のデータをもとに車体セットを確認しながら走行を重ね、タイム面では自己ベストに及ばなかったものの、身体の動きやマシンの感触には手応えを得て、レースウィークへ進みました。
限られた走行時間の中で、前年データをもとにセットアップを進めた
セッションごとに感触を高め、予選19位
レースウィークに入ると、佐藤は中古タイヤでの走行からスタート。フリープラクティスでは走行を重ねるごとにタイムを更新し、午後のセッションでは異なるコンパウンドも試しながら、決勝へ向けた準備を進めました。
公式予選では、マシンと身体の感触を保ったまま走行し、ベストタイムは1分56秒591。ST1000クラスで19番グリッドを獲得しました。
一発の速さだけではなく、走行ごとに状態を確認しながら前進できたことが、決勝へ向けた確かな材料となりました。
赤旗中断と再スタートを経た決勝、追い上げで13位フィニッシュ
5月31日(日)に行われたST1000決勝では、佐藤はスタートで出遅れながらも、1コーナー進入でポジションを立て直し、前を走るライダーへ食らいつく展開となりました。
レースは転倒車両の発生により赤旗中断。その後、再スタートによる短いレースとして再開されました。
再スタートでも思うようなスタートを決めることができず、佐藤は追い上げる立場でのレースを強いられました。短い周回数の中でペースを上げる難しさがありながらも、最後まで走り切り、公式結果は13位。地元・九州のオートポリスで、念願のポイント獲得を果たしました。
今回の結果は、今後の後半戦、そして最終戦MFJグランプリ参戦を目指すうえでも、大きな意味を持つ一戦となりました。
地元ラウンドで実現した、応援への恩返し
佐藤にとって、オートポリスは単なる開催地ではありません。
熊本県阿蘇郡小国町で育ち、中学生の頃に憧れていたサーキット。のちに自身がロードレース活動を始め、初めて同コースを走った際には、家族や親戚が応援に駆けつけた思い出の場所でもあります。
2020年頃から全日本ロードレースへの挑戦を本格化させ、SNSやYouTubeを通じて活動を発信する中で、九州のファンや支援者とのつながりも広がってきました。
今回の13位入賞とポイント獲得は、応援を続けてくれる地元・九州の方々へ、走りで応える一つの結果となりました。
■佐藤直之 コメント
いつもながらのオートポリスらしい天候から始まったラウンドでした。
公開テスト初日は走れず、走りたい気持ちはもちろんありましたが、結果的には身体を休める時間にもなりました。そこから走行を始めると、走るたびに感触が良くなり、タイムも少しずつ上げていくことができました。
決勝では、スタートでうまくいかない部分もありましたが、最後まで前向きに自分自身と戦いながら走れたことが良かったと思っています。
そして、地元・九州のオートポリスで13位に入り、ポイントを獲得できたことが本当に嬉しいです。私にとって、地元でのポイント獲得はずっと願っていたことでした。
九州の皆さんの声援が、最大の力になりました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
■ファン交流イベント「サトフェス」も開催
同世代ライダー「ザ・オジサンズ」と若手ライダーが参加
レースウィーク中の5月30日(土)夕方には、オートポリスのキャンプエリアにて、ファン交流イベント「サトフェス」を開催しました。
サトフェスは、佐藤がファンや支援者との距離を近づけ、レースの現場をより身近に感じてもらうことを目的として実施している有志による交流企画です。今回で3回目の開催となりました。
2026年のST1000クラスには、佐藤直之、新井久美選手、村田司選手という同世代のライダー3名が参戦しています。今回のサトフェスでは、この3名で結成した「ザ・オジサンズ」が参加し、同世代で挑戦を続けるライダーならではのトークと交流で会場を盛り上げました。
さらに、今回は若手ライダーも参加。世代を超えたライダーとファンとの交流が生まれ、3回目の開催にして、これまで以上の賑わいを見せるイベントとなりました。
■佐藤直之 サトフェスについてのコメント
今回で3回目となるサトフェスを、オートポリスで開催することができました。
今年はST1000クラスに、私、新井久美選手、村田司選手という同年代のライダーが参戦していて、3人で結成した「ザ・オジサンズ」として参加することができました。
今回は若手ライダーも参加してくれて、ファンの皆さんと一緒に、とても楽しい時間を作ることができたと思っています。3回目にして、かなり盛り上がったイベントになりました。
有志で開催している小さなイベントですが、将来的には各地のサーキットでも、こうしたファンとの交流の場を作っていけたらと思っています。
参加してくれたオジサンズのメンバー、若手ライダー、そして集まってくださった皆様に感謝しています。
■後半戦への挑戦と、継続に向けた課題
2026年シーズン、佐藤は限られた予算の中で全日本ロードレース選手権への参戦を続けています。
SUGOラウンド、オートポリスラウンドと前半戦を走り終え、次戦は8月のモビリティリゾートもてぎラウンドを予定しています。しかし、参戦にはエントリー費、タイヤ代、燃料費、移動費、整備費、スタッフ費用など多くの資金が必要であり、後半戦については資金面の課題と向き合いながら準備を進めていく状況です。
佐藤は、仕事を通じた資金づくりに取り組むとともに、スポンサー、協賛企業、ファンとのつながりを大切にしながら、可能な限り全戦参戦を目指して活動を続けていきます。
53歳、ロードレース歴33年。
まだ諦めない挑戦は、後半戦へと続きます。
大会・参戦結果概要
大会名:2026 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレース in 九州
開催日:2026年5月30日(土)・31日(日)
開催地:オートポリスインターナショナルレーシングコース
コース全長:4.674km
参戦クラス:ST1000 DUNLOP OFFICIAL TYRE SUPPLIER
ライダー:佐藤直之
チーム名:STTec&AikeN+PROTEC+KureBaySide
予選結果:19位/1分56秒591
決勝結果:13位/ベストタイム1分56秒400/ポイント獲得
佐藤直之 プロフィール
佐藤直之
株式会社ST-Tec 代表取締役
ロードレーサー/全日本ロードレース選手権参戦ライダー
熊本県阿蘇郡小国町出身。53歳。ロードレース歴33年。
長年にわたりロードレース活動を継続し、現在も全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦。株式会社ST-Tecの代表として事業に取り組みながら、YouTube「戦うサトチャンネル」、ファン交流イベント「サトフェス」などを通じて、モータースポーツの魅力と挑戦する姿を発信している。
会社概要
会社名:株式会社ST-Tec
代表者:代表取締役 佐藤直之
所在地:埼玉県
事業内容:便利屋事業、モータースポーツ活動、イベント・地域交流活動 ほか
本件に関するお問い合わせ
株式会社ST-Tec
代表取締役 佐藤直之
メール:sato77str@gmail.com


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