地方企業で「月1回止まる」システム 現場から見えたDXの構造課題を日商マスターが指摘NEW

2026年4月19日、岩手県北上市のこむぎパソコン教室にて、日商マスターによる公開レクチャー「地方DXの現場課題」を開催しました。
本レクチャーでは、行政・医療・製造などの現場から見えた実態として、
・業務の属人化
・業務効率の低さ
・AI活用への不安
といった課題が共通して存在していることが明らかになりました。
特に、現場では「月に1回はシステムが止まる」といった声や、「原因不明のトラブルが常態化している」といった実態も確認されており、DXの遅れは単なるIT導入の問題ではなく、業務構造そのものに起因していることが浮き彫りとなりました。
また、インシデントトラブルの約7割は人の関与によるものであり、判断ミス・操作ミス・管理ミスといった人的要因が大きな割合を占めています。
このことから、DX推進においては単なるシステム導入ではなく、AI活用においては人間の判断力を前提とした運用設計(HITL:Human in the Loop)が不可欠であるといえます。
レクチャーでは、「AIは魔法ではない。人間のチェックが入らなければ、誤った判断が重大なリスクにつながる」という視点から、医療分野における薬歴AIの例などを交えながら解説が行われました。
さらに、実務力の重要性については、
「サンダルは20度を超えると売れ始める」
という実際の販売データに基づいた事例を紹介し、感覚ではなく数値に基づいた意思決定の必要性を強調しました。
これは単なるマーケティングの話ではなく、学び直し(リカレント教育)においても、実務を通じて初めて知識が機能することを示す象徴的な事例です。
本レクチャーを通じて明らかになったのは、地方におけるDX推進の本質は「ツール導入」ではなく、
・業務の標準化
・データの構造化
・人間の判断力の強化
といった“構造改革”にあるという点です。
今後も、こむぎパソコン教室では、地域の現場に即したIT教育・人材育成を通じて、持続可能なDXの実現を支援してまいります。
■公開レクチャー詳細・開催レポート
https://komugi-pc-school.tank.jp/2026/04/20/nissho-master-public-lecture-report-20260419/
■日商マスター活動ページ
https://komugi-pc-school.tank.jp/nissho-master/
■本件に関するお問い合わせ
こむぎパソコン教室(岩手県北上市)
日商マスター 和田 優




