【福島浜通りフロンティアPRコンソーシアム】インドの大学生が福島浜通りに短期留学した体験から得た学びを発表
F-ATRAs、福島県双葉郡双葉町、2025年3月19日
福島県沿岸地域の観光産業を通じた地域再生に取り組む一般社団法人双葉郡地域観光研究協会(以下、F-ATRAs/福島県双葉町所在)は、2025年1月、インド・マハーラーシュトラ州のNSBT(Nath School of Business and Technology)の大学生を福島浜通りに受け入れ、『イノベ地域短期留学プログラム』を実施しました。
F-ATRAsは、原子力災害を経験した地域で観光を通じたソーシャルイノベーションに取り組むべく、2019年11月に創業したソーシャルベンチャーです。今回のプログラムの成果を共有すべく、「NSBTの絆」と題した報告会を、インド西部のチャトラパティ・サンバジナガル(旧オーランガバード)にて開催する運びとなりました。
F-ATRAsは、福島県浜通り地域のストーリーと文化に焦点を当てた体験プログラムや研修ツアーの開発・運営、まちづくりプロジェクトに取り組んでおり、観光という手段を通じて、国内外のステークホルダーと連携し原子力災害からの地域再生・開発に貢献することを目指しています。
このビジョンの下、2024年2月、F-ATRAsとNSBTはパートナーシップ(MoU)を結び、インドの学生たちに日本・福島のビジネス環境、社会文化的精神、災害後の再活性化の取り組みを直接体験する機会を提供してきました。
2025年1月には、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構の事業として「イノベ地域短期留学プログラム」を実施。NSBTの学生と教員のグループが3週間にわたり福島県浜通り地域での体験プログラムに参加しました。
このプログラムでは、参加者が地域の主要行政、企業、地域コミュニティと交流し、福島のレジリエンス、経済発展戦略、持続可能性への取り組みについて学びました。また、学生たちは双葉町の伝統行事「双葉町ダルマ市」にも参加し、地域文化への理解も深めました。
この度「イノベ地域短期留学プログラム」の最終報告会となる「NSBTの絆」をF-ATRAs・NSBTにて共催し、インドの学生たちが福島での体験から得た学びや洞察を発表します。
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▼イベント詳細:
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・イベント名:NSBTの絆(イノベ地域短期留学プログラム報告会)
・日時: 2025年4月3日 17:00-19:30(IST)
・会場:Ratna Prabha Balasaheb Auditorium, Massia, チャトラパティ・サンバジナガル(旧オーランガバード)
オンライン:オンラインでの視聴も可能です。
ご希望の方は問い合わせ先の担当者までメールでのご連絡をお願いします。
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▼プログラムのハイライト:
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・日産自動車株式会社 浪江事務所、浅野撚糸株式会社、株式会社ネクサスファームおおくま、一般社団法人とみおかワインドメーヌ、NPO法人インビジブルとの交流に基づく、ビジネス、イノベーション、レジリエンスに関する学生によるプレゼンテーション
・災害後の復興と持続可能性に関する福島からの洞察
・双葉町ダルマ市への参加を含む没入型体験からの文化的学び
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▼スケジュール:
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以下のスケジュールは全てインド時間です。
日本時間では20:00-22:30までのプログラムとなります。
17:00~17:02:歓迎の挨拶
17:02~17:05:NSBT所長ハルシュ・ヴァルダン・ジャジョー氏による歓迎の挨拶
17:06~17:10:NSBT会長ナンドキショール・カグリワル氏による挨拶
17:11~17:15:F-ATRAs CEO山根辰洋氏による挨拶
17:16~18:15:プレゼンテーション
18:16~18:30:来賓による挨拶
18:30~19:00:チーフゲストによる挨拶
19:01~19:05:プログラム終了
このイベントには、元インド連邦閣外大臣であるK.J.アルフォンス氏がチーフゲストとして出席し、日印知識交流の重要性を深めてもらいます。
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【本件に関するお問合せ先】
一般社団法人双葉郡地域観光研究協会
担当: スワスティカ・ハルシュ・ジャジュー
メール:jajoo@f-atras.jp
電話:+81-90-6456-2205
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