経済・環境・社会が調和した地域社会を実現するための活動を行う一般社団法人サトヤマカイギ（本部：石川県白山市、代表理事：高志保博孝、URL（http://satoyamakaigi.com/ ）、以下「当団体」）は、2023年12月17日、北海道札幌市の北海道大学にて、サイバーセキュリティをテーマに、 情報資産再発見の創出を目的としたハッキング体験イベント「札幌ミライカイギ」を開催しました。当イベントでは、札幌市内外の中学生・高校生・大学生・社会人を対象に、模擬ハッキ ング、ディスカッションなどを通してサイバーセキュリティを学ぶ機会を提供しました。

　当団体は地域の若者創発活動支援と称し、若者ならではの発想や感覚を尊重し、挑戦できる 場・夢中になれる場を提供しています。この場で同じ想いを持った若者同士がつながり、創発されたアイデアを、大人が持つリソースを活用しながら実現することが目的です。また、若者のコミュニティの輪を広げるミートアップイベント、地域活性化を目的とするワークショップイベントなどを定期的に開催し、若者のエネルギーの渦を起こしています。

　今回の札幌サトヤマミライカイギでは、札幌出身・現役高校生の蔀綾人（しとみあやと）が発起人・講師となり「サイバーセキュリティ」をテーマに、グループディスカッションなどを通してサイバーセキュリティについて学ぶ場となりました。蔀は当団体に所属する学生でありながら、「若者をハッカーに、ハッカーを世界に」をコンセプトにした、主にサイバーセキュリティについて学ぶコミュニティ「Beginners Sec」の中心人物で、ホワイトハッカーとして世界情勢を含む最前線の サイバーセキュリティ対策研究に取り組んでいます。

　イベント午前の部では、蔀による「現役ハッカーによる企業の情報漏洩リスクと対策」の講演を行い、その上で各グループごとに「会社にとって守るべき情報資産は何か」「漏洩してほしくない個人の情報資産は何か」についてディスカッションを行いました。グループディスカッションでは年齢の垣根を越えて、それぞれのグループが、自分が企業に所属したと想定した際、情報漏洩すると脅威となる情報資産について意見を出し合いました。また「どのような場合に情報漏洩するのか」という別視点においてのディスカッションも行いました。

　午後の部では、「インシデント発生・対応」のテーマに基づき、直接被害や間接被害の違いについて学び、グループディスカッションを行いました。さらにハンズオン研修として、「画像のどの情報をもとに住所を特定されるのか」や「HPを実際にハッキングしてみる」という模擬ハッキング等を通して、サイバーセキュリティを学ぶ時間となりました。

　イベントでは、サイバーセキュリティに明るい人材を育成するだけではなく、若者同士の輪を広げ、将来を担う人材の繋がりを創出する場となりました。今後もサイバーセキュリティだけではなく、地域創生など若者を中心とした、世代を超えた交流の場を開催予定です。

■実施概要
日　　時：2023年12月17日
開催場所：北海道大学
参加費用：参加費無料　
参加者数：約40名
講　　師：蔀 綾人　
主　　催：一般社団法人サトヤマカイギ
共同開催：株式会社FORE-Z
後　　援：株式会社 網屋
助成会員：金沢工業大学　株式会社スマートホテルソリューションズ

　来年は、福島県磐梯町での「磐梯サトヤマカイギ（仮）」（7月頃の開催）、8月17日～20日に石川県白山にて「白山サトヤマカイギ奉納祭（仮）」などの他、北海道札幌市、静岡県焼津市などでのイベントを予定しております。

　今後も一般社団法人サトヤマカイギでは、未来を担う若者の支援、地域創生活動に取り組んでまいります。

■一般社団法人サトヤマカイギ概要
本社：石川県白山市白峰ロ131
営業所：神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目17−19ARビルディング4F
代表理事：高志保博孝
設立：2022年11月
事業内容：
ビジネスアイデアの創出等を行う会議、アイデアソンをはじめとしたイベントの開催
URL：http://satoyamakaigi.com/


本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人サトヤマカイギ 広報担当　藤本・井上・沖
（事務局：スマートホテルソリューションズ）
TEL：045(577)0499　MAIL:info@satoyamakaigi.com