生物多様性を1000種のクッキーアートで表現するクリマロ。登録博物館の動物園「日本モンキーセンター」とコラボした霊長類を11種展開へ
約1,000種のクッキーアートで生物多様性を表現する、いきものクッキー専門店クリマロコレクション(本社:三重県、代表:栗田こずえ、以下クリマロ)は、世界有数の展示種数を誇るサル類に特化した日本モンキーセンター(犬山市、運営:公益財団法人日本モンキーセンター)とのコラボ第一弾として、霊長類コレクション11種を10月13日より展開します。
クッキーアートを通して生きものたちの豊かな個性とつながりを知り、生物多様性を考えるきっかけ創出を目指します。
◆確認された全ての生き物の28%が絶滅危惧種
IUCN(国際自然保護連合)によると、絶滅のおそれのある世界の野生生物は4万1,459種(2022年)。霊長類に関しては、現生する約500種のうち、ほとんどが絶滅危惧種に指定されています。
絶滅の原因は、主に人間の経済活動とそれにより引き起こされる環境破壊にあるとして、水族館や動物園では野生生物を保護する「種の保存」や「環境教育」という重要な役割を担っています。
◆「霊長類学」の調査研究も。希少な登録博物館の動物園
日本モンキーセンター(以下モンキーセンター)には、50種以上約700頭の霊長類が生活しており、それらの中には絶滅危惧種や希少種も含まれています。
また1956年の創立時から、霊長類学を専門とする研究者などが運営に携わる、日本では珍しい登録博物館の動物園です(2024年時点、国内ではモンキーセンターと旭山動物園のみ)。
※参照:文化庁HP
霊長類の魅力や生息環境への啓蒙に加えて、「サルを知ることはヒトを知ること」をモットーにした日本の霊長類学の発展と、研究成果を社会に還元する窓口としての役割を担っています。
◆サルを知ることはヒトを知ること。霊長類の多様性を表現
クリマロは、霊長類の生態や個性、生息環境についてヒアリングを実施。見た目の特徴だけでなく、群れ社会や種ごとの子育ての違いなど、「サルを知ることはヒトを知ること」を意識した上で、行動にも着目。
専門家の知識をもとにクッキー型のブラッシュアップを行い、第一弾として、11種の霊長類の魅力をクッキーアートに落し込みました。
◆霊長類コレクション第一弾について
11種類:ニシゴリラ・ワオキツネザル・マンドリル・マントヒヒ・アビシニアコロブス・シロガオサキ・ボリビアリスザル・コモンマーモセット・チベットモンキー・シロテテナガザル・ニホンザル
価格:600円(税込)
期間:10月13日~
場所:日本モンキーセンター・店頭・公式サイト
※10/13はマルシェ「日本モンキーセンター創立記念ウキウキ猿joyフェスティバル2024 秋」会場内での販売
【こだわり】
骨格|特徴的なポーズを表現
(ニシゴリラのネコのポーズ、ワオキツネザルの日光浴のポーズ) など
【修正例】
全般:口元は「へ」型にして「サル=みつ口」と先入観を払拭
ニシゴリラ:体が正面を向いている場合お腹は見えない
ワオキツネザル:股のライン
シロガオサキ:顔のサイズ・葉よりも硬い木の実が好物(どんぐり)
アビシニアコロブス:顔のサイズ・コントラスト
ボリビアリスザル:脚のライン・体のサイズ
マントヒヒ:特徴となる背中のふさふさ毛・好物の葉
チベットモンキー:脚のライン など
※写真左:修正前 写真右:修正後
【クリエイター】
いきものクッキーアートクリエイター「SHIINA.ちゃん」が担当
◆今後の展開
生きものの魅力や環境をクッキーアートで表現し続けてきたところ、生きもの好きコミュニティができ、クリマロならではの野鳥やプランクトン観察など、専門家とコラボした参加型企画も増えてきました。
「野生動物や生息環境に関心を持つきっかけは動物園(水族館)だった」という声も多く、自然との窓口である生きもの関連施設との連携を積極的に展開。最近では、専門家(学芸員や研究者)から、生きものや環境に興味を抱くきっかけ創出として、クッキーアートを媒介させたいという相談も増えています。
今後も培ってきた知識や関係性を活かし、「生きものを愛する人たち」のハブとして、生物多様性の大切さを知ること、そして行動のきっかけとなることを目指します。
◆日本モンキーセンター
公益財団法人日本モンキーセンターは1956年10月創立以来、一貫して、霊長類学の研究、教育、社会貢献の拠点として、霊長類学の発展のために重要な役割を果たしてきました。2014年4月には、霊長類学を専門とする大学の教員が中心となって運営をおこなう、ユニークな公益財団法人として生まれ変わりました。飼育している霊長類の数は、50種以上と世界的にも多くの種数を誇る霊長類に特化した動物園です。また、スタッフ全員が、霊長類の生息する環境について深く学び、「自然への窓」としての動物園を目指しています。
住所:愛知県犬山市犬山官林26
電話:0568-61-2327
HP:https://www.j-monkey.jp/
◆株式会社クリマロ
住所:三重県桑名市北鍋屋町84-1
代表者:栗田こずえ
設立:2016年
電話:0594-41-5837
公式サイト:http://cookie-kurimaro.com
◆本件に関するお問い合わせ
窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:support@on-co.co