2024年5月つたのは保育園|学び合いの輪を広げ 子どもの生きる土台となる力を保障する社会の実現を目指す認可保育園が開園 〜建築家・内藤廣氏が設計する初の園舎で、子どもの持つ可能性を最大限に活かす保育を~
「人にやさしい、地球にやさしい」社会の実現を目指し、リネンサプライ事業を主軸に、ホテル・レストラン事業、福祉事業など人間の五感・感性に働きかける事業を創出してきた株式会社丸和(本社:和歌山県紀の川市、以下丸和)が、子ども一人ひとりの今に寄り添う「育児担当制保育」を行う認可保育園をオープンします。4児の母であり、子どもの発達について学びを深めてきた辻本実千(以下、辻本)が保育事業部ディレクターを担当し、「どんな自分とも一緒にいよう」をコンセプトに掲げ、関わる人全てのウェルビーイングを追求する保育園運営を目指します。
■背景:少子化・家庭や地域の状況など社会情勢の変化の影響を受ける子どもの育ち
内閣府こども家庭庁は、乳幼児期は、生涯にわたるウェルビーイング向上にとって、特に重要な時期であるとしつつも、子どもの生きる土台となる力(子どもの育ち)の質が、家庭の環境によって左右されている現状を指摘しています。(※1)(※2)
※1 内閣府こども家庭庁「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの 100 か月の育ちビジョン)」
※2 厚生労働省 保育所保育指針の総則1 保育所保育に関する基本原則(2)保育の目標 生きる力の基礎となる心情、意欲、態度等
■保育園開園の経緯:
◯子どもの発達を学び、子育ての不安がワクワクに変化した体験を共有したい
当園ディレクター辻本は、我が子があまりハイハイをしないことが気になったのを機に、子どもの発達について学びを深めました。智慧を得たことで、子ども一人ひとりを観て考え・解決できるようになり、不安を感じていた子育てが前向きな体験に変わりました。また、学びを周囲と共有する中で、より多くの人と学び合い、応援し合える環境が必要だと考え、保護者・保育者・地域内外の人々との接点となるコンテンツを備える認可保育園の運営を担う運びとなりました。
◯未来を担う子どもたちの感性に触れる「本物」を届けたい
「本物に触れることは未来の豊かさにつながる」という弊社代表の思いから、"人"を起点として公共施設から住宅といった様々な空間設計や都市計画を手掛ける「内藤廣建築設計事務所」に依頼し、2021年のプロジェクト開始から3年の歳月をかけて弊社新社屋とともに保育棟が完成しました。
■つたのは保育園の特徴:
〜各専門家が監修した「保育士研修」「環境デザイン」「給食」〜
◯子ども一人ひとりに寄り添う「育児担当制保育」
子どもの生活リズムに合わせて食事や排泄などの援助を決まった保育者が行います。
乳幼児期にどんな気持ちも受けとめてもらえる体験は、人生全体のウェルビーイングや主体性の向上に繋がるとされています。(※1)
◯子どもに応じた保育のために学び続ける「保育士」
当園の保育士は、通常の保育研修に加えて、心身の発達、おむつに頼りすぎない保育、性教育、わらべうたなど多様な保育のあり方を学び、子どもの本来の力を引き出す関わりをしていきます。さらに私たちが社会で担う役割について考え実践するためにSDGsカードゲームを研修に取り入れています。
◯子どもの発達や感性に働きかける「環境デザイン」
保育の環境づくりを監修・プロデュースする「横山篤次氏」と絵本とおもちゃを取り扱う「和歌山こどものやかた吉橋成治氏」とコラボし、保育の流れを想定した部屋づくりを行いました。
◯地元和歌山の旬の食材を使用した「心と身体にやさしい給食」
当園には管理栄養士が常駐しており、旬の食材を使い、季節を感じる美味しさと栄養価の高い給食を子どもたちに届けます。また、栄養相談や食の循環・環境を意識した食育を行い、各家庭の皆様と健康や持続可能な社会につながる選択ができるよう学んでいきます。
◯学び合いの輪を広げる「カフェ」「学びのコンテンツ」(予定)
認可保育園運営を通して学んだことや心身の発達についての智慧を社会全体で共有できるコンテンツを企画・実施して、子ども一人ひとりの発達に寄り添い、子どもの生きる土台となる力が保障される社会の実現を目指します。(※2)
※1 内閣府こども家庭庁「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの 100 か月の育ちビジョン)」
※2 厚生労働省 保育所保育指針の総則1 保育所保育に関する基本原則(2)保育の目標 生きる力の基礎となる心情、意欲、態度等
■今後の展開
◯4月27日〜5月25日 丸和新社屋竣工記念展示「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」を開催
「本物に触れることは未来の豊かさにつながる」という弊社代表の思いから、地域の皆様に向けて、建築家・内藤廣氏の展示を行います。
会場:丸和新社屋 〒649-6112 和歌山県紀の川市桃山町調月1758-14
開館時間:10:00−16:00 休館日:日曜・祝日 予約申込不要、入場無料
概要:株式会社丸和の新社屋の竣工を記念し、設計者である建築家・内藤廣氏がこれまでに設計した建物を紹介する展示です。
主催:株式会社丸和 展示:内藤廣建築設計事務所 協力:新家工務店
問合せ先:株式会社丸和 TEL:0736-66-1148
◯5月25日 文部科学省選定映画「夢見る小学校(監督:オオタ ヴィン)」の自主上映
ひとりひとりの個性を大切にした子どもファーストな3つの学校が登場
希望あふれる”ミライの教育ドキュメンタリー”
会場:丸和新社屋 〒649-6112 和歌山県紀の川市桃山町調月1758-14
上映時間:10:00〜、14:00〜
詳細:https://teket.jp/9649/34515
その他、学びの音声コンテンツ配信、社内託児所、カフェの併設等を予定しており、
保護者・保育者・地域内外の皆様と学び合い、応援し合う、創造の循環を生み出してまいります。
■つたのは保育園
開園時間:7:30−18:30
住所:〒649-6112 和歌山県紀の川市桃山町調月1758-14
電話番号:0736-67-8819(保育園事務所)
◯保育事業部ディレクター 辻本実千
1983年生まれ 和歌山県出身
向陽高等学校卒業 文教大学情報学部広報学科卒業
『ヒト×ヒトの化学反応で生まれる無限の可能性を私たちの未来のために』をキャッチフレーズに学び合い、繋がり合い、成長し合う循環するコミュニティ創りを行う。
ととのえるラボ代表、BIOCOmarche事務局
現在は、個人事業主として開業し自営業を営む傍ら保育園経営に関わる。
4児の母。
■建築家・内藤廣
1950年横浜市生まれ。1974年早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院理工学研究科にて吉阪隆正に師事。修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年内藤廣建築設計事務所設立。2001年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学助教授、2002-11年同大学教授。2007-09年グッドデザイン賞審査委員長。2010-11年東京大学副学長。2011年東京大学名誉教授。2023年-多摩美術大学学長。 HP:http://www.naitoaa.co.jp/
■株式会社丸和会社概要
代表者: 代表取締役 丸山 昌三
所在地: 〒649-6112 和歌山県紀の川市桃山町調月1758-6
設立: 昭和35年(1960年) | HP: https://www.maruwa-wk.co.jp/
<思いは人へ 環境へ>
ミッションは、「人にやさしい、地球にやさしい社会」を和歌山から実践すること。
強みは、人間の五感・感性に働きかける事業創出。やすらぎ・安心を届けるリネンサプライ事業を主軸に、心地よさ・本物に触れる体験を提供するホテル・レストラン事業、多様な個性を生かし合う福祉事業を展開している。
■本件に関するお問い合わせ
窓口:辻本
TEL☎:090- 9545 - 8040
mail✉:totonoeru.labo@gmail.com