高知県が推進する協働の森づくり事業「土佐山 オンワード “虹の森”」社員による森林保全活動を4年ぶりに実施~持続可能な森林の再生と地域住民との活発な交流を目指す~
株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣)は、高知県が推進する「協働の森づくり事業」について、高知県、高知市、および高知市森林組合とパートナーズ協定を締結しています。この度、協定森林である「土佐山 オンワード “虹の森”」の森林保全活動を4年ぶりに実施しました。
「協働の森づくり事業」は、日本一の森林率(84%)を誇る高知県で、企業と地域が協働して「森林の再生」と「地域との交流」を柱とした取り組みを行うことにより、持続可能な森林の再生と地域住民との活発な交流を目指すものです。当社は、2008年11月にアパレル業界として初めてパートナーズ協定を締結。協定森林を「土佐山 オンワード “虹の森”」と名づけて、地域の方々のご協力のもと、当社社員による間伐を始めとした森林保全活動を5期(1、2期約45ha、3期約69ha、4期約80ha、5期約80ha)15年にわたり行っています。
「土佐山 オンワード “虹の森”」の社員による森林保全活動は、コロナ禍で4年間実施できていませんでしたが、新型コロナウィルスの5類移行に伴い、当社グループの社員19名(東京から15名、中国・四国エリアから4名)が参加し、2日間のスケジュールで実施しました。10月12日(木)は、宇久 真司高知県林業環境政策課課長補佐による「森林保全と協働の森づくり」と題した講義を受講し、その後、HIRAKO Labの木育インストラクター平子 真治氏を講師に迎え、木製スプーンを製作するワークショップを行いました。10月13日(金)は、社員が4チームに分かれ「土佐山 オンワード “虹の森”」の間伐活動を実施。高知市森林組合様のご指導のもと、間伐が必要な樹木をノコギリで切り倒すなどの作業に従事しました。間伐活動後には地域の方々と親交を図るべく交流会を開催しました。
■森林保全活動概要
開催日:2023年10月12日(木)・13日(金)
間伐場所:「土佐山 オンワード “虹の森”」 高知市土佐山高川根木尾2015-2 他
参加者:
(株)オンワードホールディングス 執行役員秘書・広報室長、サステナブル経営推進室長 西森 浩文
東京エリアから (株)オンワードホールディングス、(株)オンワード樫山、(株)オンワードコーポレートデザイン、チャコット(株)、(株)大和、(株)オンワードデジタルラボ 社員14名
中国・四国エリアから (株)オンワード樫山 社員4名
スケジュール:
12日(木) 講義「森林保全と協働の森づくり」、ワークショップ 木製スプーンづくり
13日(金) 土佐山 オンワード “虹の森”間伐活動、地域の方々と交流会
■株式会社オンワードホールディングス 執行役員 秘書・広報室長、サステナブル経営推進室長 西森 浩文 コメント
当社は、アパレル業界として初めて2008年に「協働の森づくり事業」についてパートナーズ協定を締結し、以降、地域の方々の協力のもと、間伐を始めとした森林保全活動を行ってきました。コロナ禍により社員による森林保全活動が行えていませんでしたが、今回活動を再開することができ大変うれしく思います。引き続きこの活動を通じて、森林の保全活動を行うとともに、地域の皆さまとオンワードグループの活発な交流を図っていきたいと考えています。
■オンワードグループのサステナブル活動について
当社グループは、サステナブル経営の推進を企業活動の根幹をなす重要なテーマとして、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」というミッションステートメントに基づき、地球と共生する経営を推進しています。
長く着られる高品質な衣料品を提供することはもちろんのこと、ご愛用いただいた当社の衣料品をお客さまから引き取り、可能な限りリユース・リサイクルをすることで衣料品循環システムの構築を目指す「オンワード・グリーン・キャンペ-ン」の実施や、社屋の省エネ化など、様々な環境活動に取り組んでいます。
■「協働の森づくり事業」パートナーズ協定5期の概要
協定者:高知県/高知市/高知市森林組合/株式会社オンワードホールディングス
協定森林の名称:「土佐山 オンワード “虹の森”」
協定森林の所在地:高知県高知市土佐山東川イボ瀧1172-1 他
協定森林の面積:約80ha
協定期間:2021年4月1日から2024年3月31日まで(3年間)
協賛金額:総額300万円