白峰サトヤマカイギ芸術祭開催 2023/8/25-27日@石川県白山市白峰 白峰全体がまるごとアートの舞台に、VRアートや学生の芸術作品が展示
経済・環境・社会の調和した地域社会の実現のための活動をする一般社団法人サトヤマカイギ(所在地:石川県白山市は、代表者:高志保博孝、以下「サトヤマカイギ」は、2023年8月25日から27日までの3日間、石川県白山市白峰を舞台にしたアートイベント「白峰サトヤマカイギ芸術祭」を開催します。
サトヤマカイギはこれまで持続的な地域のあり方を追求することを目的に、多様なバックグラウンドを持つ参加者同士がビジネスアイデアの創出等を行う会議であるハッカソンをはじめとしたイベントを日本各地で実施してきました。このイベントでは、地域の若者や事業者などが連携し合うことをサポートすると同時に、地域経済だけでなく地域独自の文化や自然の魅力を掘り起こし新たな価値の創造を図る事で、個性的で魅力的な地域づくりを目指しております。
そして、このような活動を次世代に繋いでいくことで、持続的な地域社会・日本社会の実現に向けて取り組んでおります。
2023年5月24日に、霊峰白山を含む手取川地域をエリアとする白山手取川ジオパークが国連教育科学文化機関(ユネスコ)から世界ジオパークに認定されました。霊峰白山では人々が古来より自然崇拝・山岳信仰の考えに基づき、自然の循環を大切にし山の恵みに感謝しながら生活する事で、経済・環境・社会の調和を図りつないできました。
サトヤマカイギは、この度の世界ジオパーク認定を祝し、2023年8月25日から27日までの3日間、自然の循環を感じて日本人の良き精神文化を体験できる事業「白山サトヤマカイギ奉納祭」を開催しますが、同時に、白峰全体を舞台にしたアートイベント「白峰芸術祭」を開催する運びとなりました。
当日は石川県白山市白峰の地域住民の協力のもと、寺などの白峰の歴史を体感できる建造物で、若い世代のアーティスト達が制作したVR書道やNFTアート作品等が展示される他、高校生の合同演奏会
や対談イベントが行われる予定です。
■白峰サトヤマカイギ芸術祭 概要
・開催日時:2023/08/25(金)~27(日) 10:00~17:00
・会場:石川県白山市白峰 石川県白山市白峰ロ131
・アクセス:金沢駅からの送迎バスあり
主催:一般社団法人サトヤマカイギ
旅行企画:株式会社YOSITAI(石川県知事登録旅行第地域ー303号)
協力:株式会社百点
KIT 金沢工業大学
SMART HOTEL SOLUTIONS
後援:白山手取川ジオパーク推進協会
一般社団法人白山観光協会
■白峰サトヤマカイギ芸術祭 プログラム
【合同演奏会】
古来から続く自然崇拝・山岳信仰の文化を体感し、自然と繋がる大切さを再認識することをテーマに、軽音楽部協会の高校生が白峰地区最古最大の寺で演奏を行います。また、ご住職の法話から自然崇拝・山岳信仰の文化について学びます。
【町まるごとアート】
若者を中心に様々なアーティストが様々な分野における作品を、寺や空き家などの白峰の歴史が残る建築物に展示します。また、アーティストと住職の対談イベントを開催する予定です。
日程:2023/8/25(金)〜27(日)
時間:終日
場所:白峰全域
料金:無料
【町まるごとアート アーティスト紹介】
・sei
造形アーティスト、元men's eggファッションモデル、ファッションデザイナー。イタリア生まれ京都育ちの帰国子女。デザイナーとしても活動している。かに座。
彫刻やインスタレーション、パフォーマンスを通じて、子供と大人の精神の狭間に生じる闇や複雑な感情を視覚的に浮き彫りにし、見る者に新たな視点を与える。
・Taka Kono
1994年生まれ、神戸出身。彫刻やインスタレーション、パフォーマンス作品を通じて、恐怖と親密さの交差点、そして「欠如」の概念を探求している。濡れた髪や排水口といったモチーフは、彼の作品の特徴的な部分で、不安と馴染みのある世界を象徴している。 彼の展示の暗さは恐怖を煽るのではなく、人間の存在を映し出す。これにより視聴者は自身の現実に向き合うことを強制され、その受け入れを通じてカタルシスを経験する。 また、Konoは「欠如」を単なる空虚ではなく、過去の存在が響き渡る空間として描き出している。これは視聴者がかつて存在したものの反響と交流するきっかけを与える。 近年の主な展示には、「ill omen 3」(malpais、バルセロナ、2023年)、「EASTEAST」(科学博物館、東京、2023年)、「Terminal B」(スメナ現代文化センター、カザン、ロシア、2022年)、「down4u」(Ritsuki FujisakiGallery、東京、2022年)などが含まれている。
・岩澤秀樹 Hideki Iwasawa
(作家/ 起業家/エンジニア)
2010 年にソフトウェアエンジニアとして独立以降、3D 空間認識をテーマとして研究開発に従事し、リアルタイム自由視点映像システム,SLAM,ロ ボティクス,3D 姿勢解析などを専門分野に活動。人間の感性領域にも踏み込んだインタラクティブな実験的アートに活動も積極展開している。
《アーティスト活動》
2023年 ICT国際高専 展示
2022年 「アート・シティ高松」文化芸術創出事業委託制作作品にて「WATER COMMUNE CITY」参加
2021年 白峰ボーディングスクール ART & SCIENCE 部門採択 展示
2020年 SPHERE T01 奈良公園展示
舞踏とのコラボレーション YOUTUBE配信
・Owada Mark 大和田真功
1981 宮城県仙台市出身 長野県在住 2016兵庫県立ものづくり大学校木造建築コース卒業 卒業後、Zomes.Dome建築の研究、制作、イベント出展、 茅葺き屋根の見習いを行っている。 《アーティスト活動》 2023年 石川県白峰重伝建地区 石川( Mandala zome8 設営) 信州森フェス 長野( Mandala zome6 設営) クラフトフェア松本( Mandala zome8 設営) 2022年 ふもとっぱらキャンプ場 静岡 (Mandala zome8.6設営) 森のこしかけFestival 長野(Mandala zome8.6会場設営) マーレテラ 長野(茅葺Zome6 建築設計) 2021年 INTERSTYLE 神奈川(リサイクルスケートボードデッキカーブBox制作) Cafe わとわ 群馬(麻柄テーブル、麻柄ランプシェド、麻柄組木格子)
・CASE-K MOONSHINE (月光 恵亮)
画家 / NFTアーティスト。ロック界の伝説的音楽プロデューサー。 BOOWYやZIGGY等、80-90年代にかけて多くのスターを生み出してきた。2018年から画家活動に転向。現在ではNFTアート分野に参戦し、2022年には5555枚のNFT作品をsoldoutさせ注目を集めている。
・runurunu
彫刻やインスタレーション、パフォーマンスを通して不可能性との対峙、身体の拡張を目指している。ここでは自己超越や非合理性とエネルギーの追求、また存在の根源的な不安についての洞察を試みている。
彫刻は、とりわけ布と異なる素材の組み合わせによるポストヒューマンハードウェアを想起させるものがあり、キリスト教とその仕組みへの揶揄も含まれている。一方で、より不可逆的な過程やエネルギーの流れを追求するファンタジーとしてのミュトス、神話的存在の彫刻とがある。
いずれも生命の境界や可能性、人間存在の脆弱性を暗示しているが、鑑賞者に否定的な感情や経験をアファーマティブに受け入れさせることで、新たな視点や感覚的な体験を試みている。近年の主な展示には以下が挙げられる「RABIA 」(SPACE、東京、2023年)、「Morgue 」(domicile、東京、2023年)、「ion2 」(KEIV、アテネ、2022年)、「blcn」(online、ロサンゼルス、2022年)
・岩坂 典子 Noriko Iwasaka
前衛書道家 / VR書道。前衛書道家であり、伝統的な書の技法と文字を超えた手法でアート書(前衛書)の創作を行う。祖父、父の影響で3歳より筆を持ち華道、茶道等の「道」を通し内観し「人に伝え教える」ことによりインスピレーションを得、作品作りを行っている。
・空箱 二郎
現代芸術家。自分の中にいる創作者・空箱二郎の着想を具現化し創作衝動にこの上ない喜びを感じながら制作している。ブラジル・日本・ドイツ・チェコでのプロサッカー人生を27歳で引退後、足を使うことから手仕事に転職し、世界を目指している。各人に眠る『やりたい衝動』を刺激する作家として活動中!
【対談イベント概要】
テーマ::自然 ツナグ〜歴史に触れる瞬間〜 加藤住職 岩坂典子対談
日程:2023/8/26(土),27(日)
時間:13:30-14:10
場所:林⻄寺 白山地堂
料金:無料
本件に関するお問い合わせ先
白山サトヤマカイギ奉納際 白峰芸術祭 広報担当 小田、溝内
TEL:045(577)0499 MAIL:info@satoyamakaigi.com