創業145年の三重ローカルチェーン、続く物価高・値上げの中で夏休みの外食を応援!お値打ちランチを終日提供

明治10年創業、三重県を中心に35店舗を構える株式会社歌行燈(本社:三重県桑名市、代表取締役:横井健祐、以下「歌行燈」)は、カジュアルな和食レストラン「やじろべえ」4店舗にて、お値打ちなランチメニューの終日提供をしています。利用者から「夜もお得に食べられる」と好評です。
飲食業界は原油高や原料高騰、働き手不足にあえぐ中ですが、世間は夏休み。新型コロナが第5類に移行して初めての長期休暇となり、消費者・飲食店両者に外出への期待が高まる中、企業努力でコストカットをしながら特にお子様のいるファミリー層により気軽に外食を楽しんでいただける環境を作りたいと取り組むものです。
■続く原材料高騰。毎月発表される生活必需品の値上げ
【第二次石油危機時並みの物価上昇率】
ロシアのウクライナ侵攻や世界的な原料高を背景に2022年ごろから物価高がじわじわと上昇。消費者物価指数(総務省統計局)によると、2022年4月から一気に上昇率が2.1%まで拡大。その後も上昇傾向は続き、2023年1月には4.2%まで上がっています。生活物価指数は第二次石油危機以来の上昇率となっています。
(出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構 https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0601.html )
【10月にはさらに食品等多品目で値上げが予定】
毎月値上げの商品発表が各メーカーからなされ、2023年7月はパン1500品目が一斉値上げに。さらに10月にはまた大きな値上げの波があると予定されており、品目数は5000を超えるとみられています。
(出典:帝国データバンク「「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2023年7月)
■個人消費は復調。外出や消費への意欲も回復傾向。
新型コロナは2023年5月から第5類へ引き下げられ、社会の消費意欲が各方面で高まっています。しかし、博報堂生活総研によると、旅行やグルメへの消費意向が前年比増に対し、外食は前年比ダウン。夏休み、ボーナス期と重なる7月は通常であれば消費意欲が特に高くなりますが、物価高を背景に停滞気味と見ることができます。(出典;博報堂生活総研「来月の消費予報・2023年7月調査」https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/104756/ )
当初、やじろべえの該当店舗でも、ランチの提供時間は夕方までとしていましたが、「お客様の幸せな食事の時間を提供する」という創業当初からの想いのもと、ランチの提供時間を閉店までに延長しました(※1)。さらに昨年、物価高騰し始めた時期に2店が取り組みを開始。特に子どもたちにとっては楽しみな夏休みに、家族で気軽に外食を楽しめる環境を常に作ってまいります。
※1 ランチ終日提供の開始時期は、半田店:2010年10月、春日井店:2022年3月、羽島店・植田店:2022年9月
■企業努力:メニューの固定化による材料・調理・接客の効率化
【仕入れ・調理の効率化】
人気メニューに集約するため、仕入れ品目が減り、仕込み作業にかかる時間が効率化できます。また、食材ロスが少なくります。
【トレ―ニングの効率化】
ホールスタッフがシフトによって昼と夜のメニューを覚えたりする必要がなく、効率的な教育が可能に。物理的に卓上のメニューを差し替えるなどの手間も削減できます。作業が減るため、夜のホールスタッフを通常メニュー時より削減できます。
また調理担当が覚えるべきメニュー数が減るため、トレーニングにかかる時間が削減できます。
■お得なランチメニューを終日提供開始
(詳 細)お値打ちなランチメニューを終日提供。これまではディナー時、ボリュームや品数が多く満足感の高い価格帯としても1日の中で最も高いメニューを提供していましたが、1日を通してランチと季節フェアメニューのみを提供。
(特 徴)グランドメニューと比較し1割程度お得にディナーを楽しめるため、お客様にはお値打ちに夕食を楽しんでいただけます
仕入れや仕込み、接客で効率化をすることで、お値打ちな提供を可能にしました
(実施店舗)「やじろべえ」半田店、春日井店、羽島店、植田店
■今後の展開
飲食店として、コロナ禍で失われていた家族や友人と食を囲む楽しさを感じていただけるように、どんな取り組みがお客様に喜んでいただけるか、を考え続けていきたいと思っています。現在実施している4店舗の動向を見つつ、社会情勢を踏まえて、継続の可否や他店舗への展開を慎重に検討してまいります。
一方こうした値下げのために現場スタッフにしわ寄せがいかないよう、各個店の努力だけでなく全社的に生産性を高めるしくみの改善が重要だと考えており、本社を中心に施策を検討・実施してまいります。有力な店長を引き上げる「上席店長」昇給制度や、通常は賃金の上昇率が鈍化する55歳以上の社員も昇給の対象にすることなど、新たな評価制度を今年度から取り入れ、より生産性向上や顧客優先の接客を行ってくれているスタッフへ還元することでよりよいお食事体験を提供できるようにしてまいります。
■株式会社歌行燈について
代表取締役社長:横井健祐
創業:明治10年(1877年)
本社所在地:三重県桑名市末広町40番地
明治10年「志満や」として創業したうどん・そば料理店。本店・本社を三重県桑名市に置き、現在「歌行燈」「やじろべえ」「歌行燈ゑべっさん」「四代目横井製麺所」などを国内で35店舗展開。明治の文豪・泉鏡花の名作「歌行燈」の作中に登場するうどん屋のモデルであり、その後「歌行燈」へ店名を変えた。
現在の5代目代表はコロナ禍で大きく経営を見直し、「あじひとすじ」への原点回帰と飲食店として地域に還元することを重視。未利用魚の積極的活用や桑名名産のはまぐりを使った地域活性にも挑戦中。
http://www.utaandon.jp/
株式会社歌行燈のプレスリリース
- 株式会社歌行燈
- 新商品・サービス提供開始
- 2年以上前


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