顧客参加型の取り組み「0円ペーパー」 12年間で14トンの余り紙再利用を実現
~今年も5月30日 「ゴミゼロの日」からスタート
【工場の紙資源を無駄なく使う「0円ペーパー」キャンペーン】~
大阪府堺市に本社を構える株式会社羽車(代表:杉浦正樹)は、今年秋に創業105周年を迎えます。弊社は封筒、カード、紙製パッケージなど、企業向けのカスタムオーダー印刷物の製造・販売を行っています。主原料のほとんどに木材パルプを使用していることもあり、環境配慮の取り組みを積極的に行っています。
『0円ペーパー』とは、製造過程で発生する余り紙をメモサイズに整え、お客様に「0円で」提供する取り組みです。この取り組みは2011年にスタートし、これまで累計14トンの余り紙を再利用いただくことができました。
この度、2023年5月30日から6月30日まで、株式会社羽車では「0円ペーパーキャンペーン」を実施いたします。工場の余り紙、長期在庫品、廃番商品などに加工を加え、お客様に再度ご利用いただくキャンペーンで、約10種類の紙製品を提供予定です。
【0円ペーパーを始めた経緯】
封筒や紙製品の製造では、大きな紙から必要なサイズにカットするため、どうしても余り紙が発生してしまいます。そこでスタッフのアイデアから余り紙を再利用する『0円ペーパー』がうまれました。さまざまな形状の余り紙から、利用可能なきれいな部分をはがきサイズにカットし、専用の箱に詰めてオンラインストアで提供しています。
『0円ペーパー』は、本来は商品となる紙から仕立てるため、綿を使用したコットン紙のように質感のよい紙も含まれています。毎年2,500個程度を出荷し、12年間の累計で14トンの紙を再利用することができました。
お客様と共に進めるこの取り組みを、今後も継続して参ります。
0円ペーパー(取り組みのストーリー動画もご覧いただけます)
https://www.haguruma.co.jp/outlets-and-limited-products/44383
参考)環境についての羽車の取り組み
紙・商品についての取り組み
・使える余り紙は「0円ペーパー」としてお客様に提供(*本リリースの取り組み)
・メイン商材の紙素材は、森林認証紙のオリジナル紙素材/再生紙/非木材紙 を使用
・製造において発生したロス紙はすべてリサイクル
・再生された紙の一部を商品ケースとして使用
・販売できなくなった商品は「みつばちプログラム」として幼稚園や保育園に寄付
工場での取り組み
・印刷には環境負荷が少ないベジタブルインキを使用。
・人と環境にやさしい有機溶剤を使用。(有機溶剤中毒予防規則の対象溶剤不使用)
・オフセット印刷の刷版は、現像をしない版(完全無処理プレート)を使用
(薬品を使わず廃液も出ないため環境の負荷を低減)
・環境省の「エコアクション21」ガイドラインに基づいた環境マネジメント体制
・CO2の排出量削減、廃棄物、排水量、歩留まり率向上などの数値を「CSR活動報告書」で社内・社外に開示
【企業情報】
株式会社 羽車(ハグルマ)
主に企業向けに封筒・カード・パッケージなどの紙製品を製造販売している老舗の封筒メーカー。
環境に配慮し風合いも楽しめるオリジナル紙素材を開発。色や質感に特徴のある紙製品に、職人による温かみのある印刷加工を加えたカスタマイズサービスを展開している。1918年(大正7年)創業、
2023年10月に105周年を迎える。
HAGURUMA STORE(ハグルマストア)
https://www.haguruma.co.jp/store
*詳細は、添付のプレスリリースをご確認ください。