採用動画のトレンド、「かっこいいvs身近さ」求職者はどちらを好む? 就活生・転職経験者の約7割が「身近さ」のある動画を希望
採用動画プラットフォーム「moovy」(https://moovy.jp)を運営する株式会社moovy(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三嶋 弘哉)は、23卒の就活生110名、直近1年以内の転職経験者111名の合計221名に、採用動画のトレンドに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
今回の調査結果として仕事選びの際に視聴したい採用動画の内容として、就活生は「会社説明会・事業紹介」や「働き方(リモートワークなど)」という会社全体を理解する内容を希望する一方で、転職経験者は「1日のスケジュール」や「仕事内容紹介」という自身が直接携わる業務内容についての動画を希望している違いが明らかになりました。
採用動画内容の希望に差はありましたが、就活生・転職経験者共に約7割が採用動画において「かっこよさ」よりも動画出演者の雰囲気による「身近さ」が、志望度の高まりを左右すると実感しているようです。また、就活生の半数以上が採用動画の視聴が「選考エントリーのきっかけ」となっており、転職経験者は、さらにその割合が16.1ポイント高いことが分かりました。
コロナ禍での就職活動・転職活動の際に動画で情報収集する人が増えてきており、企業の採用活動においても動画制作に力を入れたいと考える人事も多いのではないでしょうか。
今回の調査で、需要のある動画テーマは就活生と転職経験者で分かれる結果となり、求める人材によってテーマの使い分けが必要である実態が浮き彫りとなりました。
また、魅力を感じる動画の共通点として「身近さ」をあげる声も多いことから、動画時間をコンパクトにまとめることはもちろんのこと、親近感・安心感を伝えることの重要性が明らかになりました。
採用動画が注目される今、人事として自社の魅力をより伝えたい人材に届けるためには、採用ターゲットに合わせて制作する動画テーマの検討がさらに必要となりそうです。