石川県白山市白峰エリアでの実証実験について(プレスリリース)
ホテル管理システムの開発販売を行う株式会社スマートホテルソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:高志保 博孝、以下「当社」)は、この度、石川県白山市白峰地域で、顔認証プラットフォームを基盤とした地域の街おこし実現可否を検証する目的で、実証実験を開始します。
石川県白山市にある山と雪のエリアには、金沢工業大学 白山麓キャンパス 地方創生研究所&イノベーションハブがあり、学びの場、そして産学官民の連携の場として地方創生の旗振り役を担っています。同時に地域DMO(一般社団法人 白山市観光連盟 )も白山市を、教育観光を通じて盛り上げようとしており、白山市の山と雪のエリアで教育×観光×DXをコンセプトとし、産官学が連携し観光地域づくりの実現に向けて取り組んでいます。なお、この取り組みは、観光庁による2021年助成事業、観光拠点再生計画としても採択を受けており、今回の地域での取り組みを一層加速させています。
当社は2018年秋より、ブランドホステルbnb+で、顔認証によるチェックイン・チェックアウトおよび支払いを可能とするシステムを運用してきました。今回実施する実証実験では、従来のホテル管理システムをホテルだけでなく、周辺の施設にも導入します。具体的には、宿泊施設(白山苑)だけでなく、白峰地域のおみやげもの屋(菜さい)、とちもち屋(志んさ)、温泉(総湯)、および、飲食店(雪だるまカフェ)に当社のホテル管理システムを導入し、これらの施設で顔パス決済(顔認証決済)が可能となります。また、白山麓ならではのアクティビティも、顔認証で受付。これらの施設で決済された分は、合計金額を宿泊施設(白山苑)でチェックアウト時に、まとめて支払えます。
■実証実験実施の流れ
①今回の実証実験発表(8月21日&22日)で、ホテルと周辺飲食店が繋がる。
②地元バス会社などと連携し、地域MaaSなど、他のサービスと連携する。
③地域が得たデータ解析実証を行う。
④地域観光を活性化するためのマーケティング方法や地域の文化を掘り起こし伝えるための施策を検討する。