【大曽根発】在住外国人対象のせんべろ・角打ち飲み歩きツアー実証実験へ〜名古屋のインバウンド×ローカルツーリズムの拠点づくり第一弾〜
不動産賃貸業の合資会社ミート(本社:愛知県名古屋市、代表社員:舟橋謙一、以下ミート)は、大曽根エリアにある様々な魅力を発掘し、外国人観光客が楽しめるローカルコンテンツづくりの第一弾として在住外国人を対象として「せんべろ・角打ち飲み歩きツアー」を企画、2024年11月10日にまちづくり実証実験として実施します。2026年の名古屋アジア・アジアパラ競技大会によって高まる名古屋のインバウンド需要の中、あえて有名観光地を訪れるのではなく地元地域に根付いた店舗および人々との交流を楽しむ新しいツアー体験の選択肢を提案し、ローカルツーリズムの拠点づくりを目指します。
<社会背景>
昨今、インバウンド需要の高まりにより、国として2030年までに6,000万人の外国人観光客受け入れを目指している*1ほか、地方でもインバウンド需要が高まることが予想されています。名古屋市においても、2026年に愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会の開催により、インバウンド需要が高まることが予想されます。しかしながら、名古屋市のインバウンド観光客に向けた情報発信や整備が遅れており*2、実際、2023年の都道府県別の外国人訪問数では三大都市圏であるにもかかわらず11位*3ということからも、名古屋エリアに外国人観光客が訪れたくなるような観光コンテンツが必要です。一方で、大曽根エリアは公共交通機関が発達し名古屋駅からも約20分で行ける地域にも関わらず、これまでインバウンドに向けた取り組みはほとんど行われていませんでした。しかし、大阪では観光地化されていない町の飲食店を巡るツアーが行われ*4、地域にある地方独自の魅力や体験をインバウンド観光客向けに提供する取り組みが広がりつつあります*5。インバウンド観光客が訪日旅行で体験価値を重視する傾向が広がる中で、有名観光地ではない大曽根エリアが地域独自の魅力を活かしたローカルコンテンツづくりは、挑戦の価値があると考えています。
*1 第二百十三回 国会における岸田内閣総理大臣施政方針演説(2024年1月30日)
*2 FRIDAY DIGITAL「インバウンド誘致の『勝ち組』『負け組』にくっきり差」(2024年6月13日)
https://friday.kodansha.co.jp/article/376749?page=3
*3 JNTO「日本の統計観光データ 2023年 都道府県別訪問率ランキング(全体・全体)」
https://statistics.jnto.go.jp/graph/#graph--inbound--prefecture--ranking
*4 日経クロストレンド「スナック、大阪・西成探索…「ディープな夜スポット」が人気のわけ」(2023年9月19日)https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00628/00058/?i_cid=nbpnxr_index
*5 日経クロストレンド「インバウンドは“爆買い”からコト消費へ 欧米客増加で生じる新商機」(2024年1月12日)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00935/00006/?i_cid=nbpnxr_index
<大曽根のまちの魅力>
大曽根は古くから街道沿いの地域として発展し、2つの商店街を中心に成長してきました。もともと「商い」のまちであり、外部からの訪問者を寛容に受け入れ、もてなそうとする気質をもっているまちです。また、商店街の中でも、1,000円で2〜3杯の酒とおつまみをいただける「せんべろ」や、地域に根ざす酒屋内で飲酒ができる「角打ち」といった飲食店が徒歩圏内に複数あり、「外部の訪問者が気軽に飲食ができる地域性」、「何店舗も渡り歩く中でよりまちと人を知っていく機会」として、有名観光地ではできない、地域の歴史が育んできた経験ができるまちでもあります。特に、角打ちとせんべろ提供店を徒歩圏内で渡り歩くことができる点は、大曽根エリア独自の魅力となっております。
<せんべろ・角打ち飲み歩きツアー開催の経緯>
ミートがこれまで行ってきた民泊・賃貸アパート経営の知見を活かし、将来的に海外富裕層向けの民泊を大曽根エリアで開業することを計画しています。外国人観光者が楽しむことが出来るコンテンツとして、大曽根エリアに大正時代から根付いているせんべろ・角打ち店に注目しました。11月10日は名古屋市主催のまちづくりプログラム「Poc up スクール NAGOYA」内の社会実証実験として、実際に国内在住の外国人を集客し、ミートのツアーガイドと共にリーゾナブルに飲酒・飲食を楽しみながら、参加者同士で交流を楽しむことのできる飲み歩きツアーを企画しております。
<11月10日(土) せんべろ・角打ち飲み歩きツアー企画>
開催日時
2024年11月10日(日) 12時~19時
受付場所
チャレンジショップ OZONE
(大曽根本通り商店街(オゾンアベニュー内)、〒462-0825 愛知県名古屋市北区大曽根3丁目6−3)
ツアー対象者
国内在住外国人 12名
ツアー内容
・2時間/ツアー × 3回 開催 時間帯:① 12~14時 ② 15~17時 ③ 17~19時
・当日各自で現金清算
・大曽根にあるせんべろ・角打ちの店舗に5人1組(引率者1名、ツアー参加者4人)で客として回り、
まちの雰囲気や飲み歩きを楽しみます。
■交流スペース&おやき提供も
チャレンジショップ OZONE(大曽根本通商店街・オゾンアベニュー内)にツアー受付兼交流スペースを歩道の両側に設置します。ツアー以外で訪れた方もにぎわいを楽しめるように、日本の地域伝統食(長野県)の手作りおやきを提供し、飲み物を持参して楽しんでいただけます。
<今後の展開>
ローカルツーリズムのハード面での拠点としての民泊開業に向け、民泊ゲストの外国人観光客に歩いてまちの魅力を発見するようなローカルツアー・体験プログラムを複数計画予定です。それに合わせ大曽根エリアの飲食店や地域住人と交流を深め、地域の魅力を第三者の視点(外国人観光客)から再発見していく仕掛けを作りながら、大曽根エリアの皆様、外国人観光客、ミートの三者共に好影響が出せるような協力関係の構築を目指します。そして、民泊ゲストが地域の人たちに「おかえり」とあたたかく迎え入れられ、何度でも大曽根のまちに訪れたくなるような宿泊体験を民泊として提供してまいります。
合資会社ミート
代表者:代表社員 舟橋謙一
所在地:名古屋市西区香呑町4-90
設立:平成3年4月30日
事業内容:不動産賃貸業
Webサイト: www.kounomibase.com
本件に関するお問い合せ先
担当者名:舟橋陽子
TEL:090-3446-3079
Email: info@kounomibase.com
合資会社ミートは
「優先順位は”楽しいか?”」を企業理念として掲げる不動産賃貸業。
人との出会いを大切にし、お客様も楽しめるか、私たち自身も楽しめるかを第一に考えサービスを構築・提供。顔の見える大家として、対面でのおもてなしを重視し、利用者の細かなニーズや興味関心にもきちんと対応する交流を大切にしている。「釘が打てる賃貸・暮しを楽しむ賃貸」をコンセプトとしたDIY・コミュニティ賃貸「コウノミBASE」や移動販売車事業など幅広く展開中。